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第35話

1は分かるよ!匡の物になるって言っちゃったから。 3もまぁ、分からなくもない。独占欲強そうだもんな… 問題は2と4だよ! まず2の自慰しないって! 無理でしょ! 俺、年頃の健全な男子高校生よ? しかも4の匡の家で暮らすって! ここに住めってこと、? 「無理!」 ちょっと考えて無理だと思った。 「なんで?」 「は?なんでって…なんでここに住まないと行けねーんだよ!学校やバイトある!」 「バイトは金曜日に辞めるよう話つけといた。学校はしばらくダメ」 はぁぁぁぁぁぁぁ!? 何、話つけといたって! 「勝手に辞めさせたってことかよ!しかも学校はダメってなんでだよ!」 「俺が決めたことだから黙って聞こうね?」 威圧感たっぷりで顔を覗き込まれる。 「っ!でもっ…」 「でもじゃないの、分かった?」 分からないなら分かるまで体に教えるけど?と更に圧をかけてきた。 気づけば俺は縦に首を降っていた。 あれ、でも俺… あのヤってる動画消したから脅される筋合いないんじゃ…? 「動画はUSBに保存してあるから。」 「っ!?」 なんで考えがバレてるんだ!? 「声に出てたよ、おっちょこちょいで可愛い」 そう言って抱きついて来た。 そしていやらしい手つきで腰当たりを撫でてくる。

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