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第42話

匡side 家にセイと護衛2人を置いてきた。 ちょっと心配だけど一応幹部2人だしセイは力ないから大丈夫だと思う。 それよりも親父に呼ばれたのはなんでだろ? まさか、セイを囲ってるのがバレた? いや、まさかな… 今日は月曜日だから囲って3日しか経ってない。 「緋山、なんで呼ばれたか知ってる??」 「分かり兼ねます、ですが聖也さんのことでは…?」 「やっぱり?」 あの親父も俺と同じような好みだからなぁ なんて言い逃れしよーかな〜 そんなことをしてるうちに親父のいる屋敷に着いた。 ふー、よし、行くか! 俺は一息着いてから足を踏み入れた。 しばらく歩いて奥の親父のいる部屋に行く。 コンコン 「匡です、失礼します」 「入れ」 襖を開けてはいる。 ダンディ(?)なおじさんが中央に座っている。 その前に俺は座り、俺の斜め後ろに緋山が座る。 「今日は聞きたい事があってな」 「はい」 「高校生を拉致って囲ってるのか」 「はい」 やっぱりもう知ってるのか、 だからといって手放すつもりはない。 「身元は調べたのか」 「調べました。」 「今度写真付きでもってこい」 「分かりました」 あー、めんどくさい。 なんでセイの事をわざわざ教えないと行けない訳? 何の為に拉致ったと思ってんの? 俺以外の人に見せない為だよ はぁーあ、とまたため息を着いた。

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