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第49話
「んっ…ふっ…やっ!」
「声抑えてんの?かーわい」
可愛い訳あるかよ!やめろっ!
って叫びたいけど口を開くと絶対変な声出ちゃう。
だから頭を振ることしかできない。
「あんっ…ンッ…ンフ」
「声出していーよ?」
フルフルと首を横に振る。
そろそろ限界が近い。
それに伴って匡の扱くスピードも早くなる。
「あぁっ!…ん」
「上手にイケたね〜」
俺は匡の手の中で果ててしまった。
なんか!なんか!無性に匡を殴りたい気分。
殴ってもいいことされてると思うけど!
チラッと見ると、とても満足そうに手に付いた俺の精液をシャワーで流してた。
しかもこっちを見てニンマリ笑ってる。
え、まだやるつもり…?
俺はこれ以上やられない為にそそくさと湯船の湯でボディソープを流した。
そのままの流れで湯船に避難。
チャプと湯船の淵に手を置いて匡の方向を向く。
すると匡は満更でもない感じで
「あーぁ、逃げられちゃった…」
と呟いた。
それから匡は自分の頭を洗い出した。
あれ、、追いかけて来ると思ったけど来ないなら来ないでラッキー!
アパートで1人暮ししてた時は安さ重視で足が伸ばせる湯船なんてなかったからここの湯船はちょっと嬉しい…
幸い匡はまだ来ないからと足を伸ばしてチャプチャプ遊ぶ。
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