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第67話
あった!
これにしよ!
俺が見つけたのはカレーの固形ルー!
これなら材料鍋に放り込んで、水とルー入れるだけだ!
出来る!
炊飯器もあるし、いけるでしょ!
俺はホッとしながら弁当に戻った。
ありがとう、カレーコロッケ!
カレーコロッケに感謝しながら食べ進めた。
あっ、俺のしょぼい手料理だけだとなんかダメな気がしてきた…
んー、どーするか
よし!オマケに俺からキスしてやろう!
それでいーだろ!
やる事が決まって俺は上機嫌だった。
だが、問題はそれからだった…
「玉ねぎっ、玉ねーぎっ!」
玉ねぎ、人参、じゃがいも、鶏肉、と必要な材料を取り出す。
鍋や包丁なども揃えた。
よしっ!とりあえず野菜から!
俺はじゃがいも、人参の順に行い、今は玉ねぎに取り掛かっている。
「ん?…あれ?…こんなにちっちゃいっけ?」
気づけば実の部分まで剥いていて、一回り小さくなっていた。
「もう一個使お…」
更にもう1つ追加して玉ねぎを切った。
…言うまでもなく、目が痛かった…
ザクザクと切り進めて、水と一緒に鍋に放り込む。
カレールーのパッケージを見ると…
「あ、炒めてから…?」
急いで水から引き上げ、フライパンへと移した。
そんなこんなで俺はカレーを作り終えた。
もちろん、お米も炊いたよ?
あとは匡を待つだけ!
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