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第73話
ぴちょん…
俺は水が落ちる音で目が覚めた。
あれ、俺…?
「起きた??」
「えっ?」
俺お風呂で寝ちゃったのか…
匡は俺が起きてた時と変わらない体制で俺を抱えてる。
「俺どれくらい寝てた?」
「10分くらい?」
「あー、ごめん、降りる」
匡の足の間から抜け出そうとする。
そこで離してくれる匡では無い。
俺の腰辺りにある腕に更にぐっと力を入れて抱え込む。
「いや、離して、重いでしょ」
「嫌、」
え、てかさ、俺気づいちゃった
なんかさ、腰辺りにさ当たってない…?
硬いの…
「ねぇ、匡?」
「何?」
「勃ってる…?」
「うん」
やっぱり…?
この腰辺りに後ろから当たってるのってそーだよねぇ〜
「尚更離して、俺先に上がるから。」
「わざとだけど?」
「は?」
俺がせっかく1人にしてやろうとしてるのに?
わざとぉ?
俺にどうしろと?
考えている間にも後ろから当ててくる。
「可愛い寝顔してるからじゃん」
「俺のせい?」
「うん、てことでっ」
「ちょっ!?」
てことでじゃない!
腰辺りにあった腕が俺の中心に移動する。
そのままやわやわと上下に擦られて熱を持ち始めた。
「んっ、やっ!」
「気持ち良くなろーねぇ」
片手が乳首に伸びる。
上と下の両方を同時に刺激される。
「一緒ヤダっ!ぁっ、んんぅ」
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