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第139話
「なんで喋らないのか聞いてもいい?」
コクコクと頷いて、メモを書く。
そのメモをこちら側に向けてくれた。
玲がね、話すなって。
ついでに顔も見せるなって。
おぉう…。そゆ感じね?
三滝さんの独占欲がやばい感じの感じなのね?
匡も独占欲強いけどそれ以上だったかぁ〜
「独占欲強いと大変だね〜。今日さ、俺組長さんの所に行くんだけど一緒に行く?」
今日は匡の仕事が多いとかで組長さんの御屋敷にいるらしい。夜遅くなるからどうせなら一緒にご飯でもって呼ばれてるんだ。
多分三滝さんもいるはず!
ユズさんはちょっと考えた後、頷いてくれた。
よし!ちょっとは仲良くなれたぁ〜!
「ねぇ、柚希だよね?ユズって呼んでもいい?俺の事はセイとか聖也でいーよ!」
嬉しいのかはにかみながら頷いてくれた。
いや、これは可愛いわ。
思わず抱きしめちゃったもん…
三滝さんに怒られそうだから黙っとこ笑
「お昼一緒に食べる?光輝もいるけど。」
この提案にも頷いてくれた。
そのまま手を引いてクラスで待たせてる光輝の元へ行く。
「遅せぇよ…ってあれ?」
「ユズも一緒に食べるから!」
「なんでそんなドヤ顔なんだよ」
べしっと頭を叩かれる。
いや、だってさ?仲良く慣れたじゃん?
ドヤ顔したくもなるよね笑
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