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第146話

彰side 転校生と無口なやつと一緒に帰る事になった。 俺は見た目があれでそれなヤンキーちっくだから近づいてくる人が居なかった。 人と帰るのは久々だ。 「彰!俺たちこっちだから!また明日!」 「え?そっち何もなi…」 2人して横の脇道に足を進める。 俺の記憶ではこの辺りはデカい極道の屋敷と空き地、廃ビルくらいで人が行くような所は何も無いはず。 それでも嬉々として進んで行く2人が気になった。 別れた手前、追いかけるのもな… とりあえず様子見でついて行って見よう。 大丈夫そうなら俺は帰る。 歩き出した2人にバレないようにこっそりついて行く。 「まぁ、歩いたら着くか!セイとユズのだいぼーけん!」 何言ってんだあいつ。 道分かんねぇのかよ! 西川は西川でオロオロしているにも関わらず柊にくっついてる。 大丈夫か? 柊は転校したばっかだし、西川は…多分分かってねぇよな… 行先聞いて俺が連れてってやれば良かったんじゃね? それでも2人は進み、途中で引き返してきた。 迷ったか? え… 引き返してきたと思ったら極道の屋敷のインターホンを押した。 えっ、用事ってそこ? そっち系の人だった!? いや、え、でも人は見た目じゃないとかそうだとか… あれこれ考えていたら2人は中に入ってしまった…。 明日学校で聞いてみるか… 彰sideend

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