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第150話
組長さんは俺の制服姿が見たかったらしい。
制服姿を写真に納めて満足したようだった。
え、呼び出した理由これ!?
俺なんかあるのかと構えてたのに!
まぁ、いいや!
何も無いに越したことはないしね!
「2人とも、夕食食べてくじゃろ?」
「食べる!」
ユズも首をブンブン降っている。
こうしてまた夕食をご馳走になった。
もちろん、肉も魚もあった笑
「セイ、そろそろ帰ろ」
「あっ、うん!」
時間も遅くなり、匡に帰りを促される。
ユズはもう少しいるらしかった。
きっと三滝さんと一緒に帰るだろう。
荷物をまとめた俺と匡を見送りに、組長さん、三滝さん、ユズが玄関先まで来てくれた。
「組長さん、ご馳走様でした!また来ますね〜!ユズはまた明日!三滝さんも見送りありがとうございます!では〜」
お礼を言って手を振りながら送迎用の車へと向かう。
前を向いて歩き出した所で腕を後ろに引かれた。
「ユズ…?」
「また…明日、!」
「えっ、!声!えっ!」
なんとユズが話してくれましたぁ!
驚いていると先に車に乗り込んだ匡から声がかかる。
「セイ、早く〜」
「待って!ユズが!」
「早く〜、あと、玲の顔〜」
「うぇぇ!三滝さん、!なんもない!なんもないです!」
そうだった、三滝さんは独占欲強いんだった…
でもユズの声聞けたからいーや!
「また明日ね!」
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