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第153話

「痛ったい…まじで…」 昨日散々匡にヤられて腰が痛い。 まぁ、俺が流されたってのもあるけど… 普通に学校だし!体育もあるのに! 今日も車で送って貰い、自分の席に突っ伏す。 割と早めに来ちゃったから教室内に人はそんなに居ない。 「聖也おはよ〜、あれ、どしたの?」 「おはよぉ、ちょっとね」 程よい時間になり、光輝が登校してきた。 俺を見るなり心配してきて…本当に良い友達だよ泣 光輝と話していると、眠そうなユズもやって来た。 「ユズ、おはよう!」 こくっと頷いて挨拶をしてくれた。 あれー、昨日は声聞けたからもう話してくれるもんだと思ってたのになぁ まぁ、いつかは話してくれるでしょう! 「ユズ眠そうだね?」 ユズも荷物を片付けて俺の机の横に来てくれた。 でも、目を擦ったり、欠伸をしたりと眠そうだった。 "昨日夜更かししちゃったから…" あぁ〜ね?俺と同じ理由ね? うんうん、言わなくても顔赤らめてたら分かるよ。 ただ光輝は分からなかった見たいでちゃんと寝ろよなんて言っていた。 てか、彰は?予鈴なって本鈴もなりそうだけど?笑 もしかしてまた道案内でもしてんのかな? SHRが終わり、一限が始まりそうな所で彰が登校。 「彰おはよぉ!」 「はよ。」 「今日も道案内?w」 「いや、寝坊」 寝坊かよ!

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