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第154話
今日は幸い体育以外の移動教室はなかった。
体が痛いので極力机から動かない笑
匡ヤリすぎ…
さっきワイシャツの隙間から見えちゃったけどユズの首に絆創膏が貼ってあった。
あれ絶対キスマークだよね。
愛されてんねぇ〜、いや、マーキングか?
俺は体には付けられてるけど見える所にはするなって言ったから大丈夫だと思う。
朝来る前に鏡でもチェックしたし!
体育で着替える時だけ気をつけよう…
「あー、腹減った…聖也、食堂行こ」
「うん!ユズと彰も一緒でい?」
「おう!」
「2人とも〜一緒に食べよぉ」
「俺も?」
「彰も!」
ユズも集まり、4人で食堂に向かう。
今年はこの4人がイツメンかな。
1匹狼の彰とユズ。
ユズは声こそ出さない物の表情もコロコロ変わるし、メモで話も出来る。
割と相性いいのでは…?
それぞれが食べたい物を頼み席に着く。
そこで彰から質問が…
「なぁ、ちょっと聞きたいんだけどさ」
「あに?」
「食べてから話せ」
「んん、ごめん笑」
急いでもぐもぐする。
今日はデミグラスのオムライス。
これ美味っ!
「それで?」
「あのさ、お前ら2人、昨日極道の所行ったろ?なんで?」
「え"っ!?」
バレてるぅ!
ユズも驚いたらしくご飯を喉に詰まらせていた。
てか、なんでバレてんの!?
わざとわからないように早い段階で別れたのに!
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