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第208話

くちゅくちゅとローションのいやらしい音が響く。 匡の線の細い指で後孔を掻き回される。 「んっ…もっ、いーよっ」 「ダメ、まだ痛いでしょ?」 「んぅ…」 確かに今挿れられると若干痛い気もする… けど俺的には痛いよりも早く繋がりたかった。 だって何日離れてたと思ってるの? そろそろ充電切れるよ? 「早くぅ…来て!」 「今日欲しがりだね?いーの?」 「んっ!…あぁっ!」 ちょっとずつ、ゆっくりと入って来るのがわかった。 自分から誘ったけど、やっぱり恥ずかしいや… 顔赤いよ絶対。 「あっ、…やぁ…んっ」 「気持ちい?」 「うんっ…ちゅー…ンん」 キスした後顔を見合わせてえへへと笑う。 顔が見れるっていいね 俺は足の間にいる匡の首に手を回し、引き寄せる。 「セイ、ちょっと、動きづらい」 「んー、ふふ」 「幸せそうだね」 「久しぶりだもん、…あっ!?」 俺が笑いかけると俺の中の匡の質量が大きくなった。 「煽ってるでしょ。ちょっと体勢変えよ」 「え?うわぁ!?…あっ!奥っ」 「まだ煽る?」 仰向けで寝っ転がってたけど匡に引っ張られて中に挿ったまま座っている匡の上に座る体勢になった。 いわゆる対面座位。 そのせいで匡のソレが最奥に当たる。 目がチカチカする。

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