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第226話
俺がシャワー室から出ると棚の上にタオルとセーラー服が置いてあった。
確実に犯人は匡だろう。
あいつめ…
とりあえずタオルを手に取り体の水気を落としていく。
さて…どうしようか、、
でも俺が置いてた着替えはもうないし、バスローブも見当たらない。
着る…しかないか…
はぁ、とため息をついてセーラー服に取り掛かる。
はぁ、着ちゃったよ…
俺男子高生だぜ?完全にコスプレじゃん…
まぁ、仕方ない。
行くかぁ…
いつまでもシャワー室に籠る訳には行かないので腹を括ってスタジオ戻る。
「匡!なんだよこれ!俺の服は?」
「うっわ、かっわい」
「聞いてんのかよ!しかもお前もかよ…」
俺が出るとカメラを持ちシャッターを切る匡に迎えられた。
しかも、匡までコスプレしている…
俺と違って学ランだけど。
いい歳した大人が学ラン…
悔しいけどかっこいいんだよなぁ
「セイ、こっちこっち!」
「何?うわセットまで変わってるし…」
「ちょ、ここ座って!」
匡に手招きされて行った所はオフィス風のセットから教室風のセットに変わっていた。
ここ!と言って1つのイスを指さしていた。
大人しく腰を下ろすとまたシャッター音。
「撮りすぎじゃね?」
「可愛いから沢山記録しないと!」
「黒歴史じゃん…」
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