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第231話
中のセットに言葉を失っていると、部屋の中央であるデカいベッドに投げられた。
「おわっ!?」
「ちょっとカメラ貸して〜」
あの投げ方絶対スカートの中見えるじゃん!
変態め!
てかセット凄いな…
中央にあるデカいベッドには天幕が付いてて王族とかが使ってそう…
ベッドサイドにテーブルと椅子が2つ。
その他には棚が沢山ある。
さっきのスタジオよりは広い気がする…
あ、機材がないからか。
匡は俺から受け取ったビデオカメラをいじるだけいじってテーブルに置いてる。
赤と緑のランプが交互に光ってるけど…撮ってないよね?
あ、よかった、ランプ消えた…
「何よそ見してんの?」
「いや、部屋すげーなって…」
「あー、なんかAV撮る所らしいよ」
「Aっ!なんでこんなとこ借りたんだよ」
「やること1つでしょ?」
「ちょっ!…んっ」
ベッドに乗ってきて、俺に覆い被さる。
さっきの続きとばかりに太ももを撫でてくる。
ゆっくりゆっくりと。
「ンンっ、くすぐったい…」
「今日の撮影」
「ンン…会社用の?」
「部下がセイの事可愛い可愛いって」
「可愛いは嬉しくないけどな…」
「ちょっと妬いた」
「え…」
「だから癒して?」
「ちょっ、ンン」
話してる間も手は止まらず…
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