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第232話
撫でられるのはくすぐったいし、しかも中心は避けて際どい場所を撫でる。
直接触られてる訳でもないのにゾワゾワしてくる。
「んっ…」
「半勃ち?」
「うるさい!匡が変な触り方するからっ」
「撫でてるだけだよ?」
「だからそれがっ…んっ」
「メイドさんえっちぃ〜」
なんかもう服もされてる事もこの状況も恥ずかしくなって手で顔を覆って後ろに倒れた。
「お?襲っていいってこと?」
「うるさい」
「顔赤いじゃん、可愛い」
「うるさいうるさい…しないの?」
指の隙間からチラッと匡を見る。
俺が誘ったからか驚いた顔をしてる。
その後に何か思いついたのかニヤリと笑う。
あの顔は絶対良くない事思いついたじゃん!
「セイ、誰とナニしたいの?」
「…やっぱいい」
「こんなになってるのに?」
ツツツっと指で撫でられる。
俺に淫語言わせたいだけじゃん!
「ご主人様に言ってみな?」
「無理、言わない」
「ふーん?」
「ちょっ、触んな!」
「ほら、言って?」
「分かった分かった!」
ふーと息を吐いて深呼吸。
「き、匡…せっくす…し…ょ?」
ちょっと後半恥ずかし過ぎて尻窄みになったけど…
うわー、顔暑い…
「合格」
ペロリと舌なめずりをして俺をベッドに縫い付ける。
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