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第238話
心配だからといい、それから毎日送ってもらい、帰りは迎えに来てもらう。
匡が忙しい時は緋山さん、叶さんや赤城さんが来てくれる。
匡が忙しいなら緋山さんも忙しいだろうに…
いつもすいません…と言いながら車に乗り込む。
今までは正門から少し離れた所で降ろしてもらい、歩いていたがそれも心配らしい…
今では正門前に車を乗り付け、俺が靴箱に消えるのを見てから去っている。
それはもう目立つ目立つ。
しかも運転してるのが匡やイケメンな組員さん。
女子はキャーキャー言って騒いでるし、男子は男子ですげーとか憧れを抱いてる。
これ逆効果では…?
「セイさ〜、あれなんとかならないの?」
「俺もなんとかしたいよ…」
光輝から愚痴っぽくその事を言われた。
放課後になり、迎えが来るまで教室で話して待っている。
1人だけでは危ないと言われ、初めはユズと2人で待ってたけど今では光輝も彰もいてくれる。
「そんなに送って貰わなくても帰れるのにねぇ〜」
「今日は誰が来んの?変態ヤクザ?」
「いや、多分赤城さんかな…?匡忙しいってメール来てたから」
「あの人ね。赤城さんなら話しやすいから俺らもありがたいw」
お迎えが来る度3人は組員さん達と話して交流を深めてる。
まぁ、ユズは頷いてるだけだけど。
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