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3-1*温泉編
((温泉編))
もうすぐ秋の季節。
秋といえば修学旅行!!
(但しどこの高校も個人差があるよ!)
そんなこんなで………
修学旅行きたぜえええええ!うえええい!!
今ちょうど、旅館に入って部屋に来たとこ
1部屋3人なんだけど
クラス関係なく部屋割りされるんだと
そんで、くじ引いたら
お、おれ!!
りゅーくんと一緒だった。下衆顔
うほー。やったァ
ちょっと腰を毎朝拝めるわ。アーメン。
例の女子にお前、どんだけ氷室くん事好きなの?乙女か?キモ。って言われたんだけど。日に日に刺々しくなってるのは俺への愛の裏返しかい?って言ったら、ほざけ、ハリガネって言われた。泣いていいかな俺。もはや生き物ですらない。
あ、因みにもうひとり知りたい?
実は……………………中西くん!!
みんな大好き腐男子の中西くんだよ
「おい、梓」
「はいぃ?」
おっと、いきなり話しかけないでおくれりゅーくん
俺、今、みんなにテレパシーで話しかけてるんだからさ!…………………みんなもう知ってるけれど、おれってなんてイタイ子なの
「風呂がさ、露天風呂付きの温泉なんだけど、俺らの班まだらしい」
「え"、まじすか」
「ああ、だから雰囲気だけでも先にって、今さっき中西が旅館から借りてきた」
ほら、と言われて渡された黒い浴衣
おいおいおい。ちょっとまてや。
よくよく見るとりゅーくんも黒い浴衣きてんじゃねえか!!!えっろ。特に帯が巻いてある腰な!!こし!!ハァ、抱きつきたい衝動がァ!!抑えろ武藤梓ァ
我慢だ我慢。
おれは必死に堪えましたよ。褒めて
「……俺もきるの?」
「当たり前だろ」
「はい。ですがー…………」
「なんだよ」
「着方がワカリマしぇーん」
外人が片言の日本語喋ってるみたいに言ったら
「着せてやるよ」って真顔で言われた、今日りゅーくんどうしたの?なんでボケに突っ込まねぇの
ぐいっと腕を引かれて連れてかれたのは奥にある所謂寝室。引き戸を引いて中に入るとあらかじめ用意されてた布団が3つ。
あれ、そーいえば中西くんどこいった。俺の予想BL探しの旅に出た。よしコレだ
「……っぎゃぁぁぁあ」
「うるせえ」
なん、なんなんだよりゅーくん!!
いきなり着てたワイシャツをもぎ取られたんだけど
てか、真面目にりゅーくんの浴衣やばいいぃ。
浴衣がピッチリして腰のライン見えまくりぃぃい!ハァハァ
裾合わせのところから見える胸元もやばいっすねえ。…俺どこのオヤジだろう。
イケメンはいいじゃんかな。何でも似合うから
俺だぜ?何でも似合わないぜ。
はううぅ、禁断症状が、りゅーくんの腰触りたくて仕方ない
見てるだけでもシアワセ、推しがこんなに近くにいる…!
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