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4-5*もしもシリーズ

*もしもりゅーくんにお仕置きされたら 「なあ、むとーってさ声エロくね?」 「ハァああ?」 それはそれはとある友人の発言から始まりました。 「え!!!だよなだよな!!」 「おい。中西お前ダマレ」 全速力で走ってきた中西。 こんな時に限って目をキラッキラさせながら会話に入ってきたお前のその地獄耳かなり疑うぞ俺。だってお前さっきまで20メートル先で「アリさん観察日記」とやらを書いていただろう。最初そのノート見せてもらった時は不覚にも泣きそうになったわ。俺よりイタイ奴がいたなんてナ。 じゃなくて 「お、中西もわかる?」 やべえよなって何がヨ 「わかるぞ!!ふとした時の声だろ?!」 「そーそー。この間さ、ジャージ体育館に置いてってたから届けようと思って背中ツンツンってしたら『うひゃあ』とかいいやがってよォ。…あれはマジやばかった」 いやいやまじなにいってんスか うひゃあ、ぐらいスルーしてよ 「そうなんだよ~梓って背中弱いんだよ」 なにお前、俺の何、中西クン 「あ!あと梓は鎖骨とかすげえよ」 「え、そうなん? むとーちょっとこい」 小椋(おぐら)くんってちょっとヤンチャっぽいから逆らえないんだよなあ。 そっと歩み寄るといきなり胸元に手が…アアア! チャック式のジャージをジーッと下まで下ろされ、中のTシャツの襟を大きく引っ張られる。 いやいや。引っ張り過ぎだから。肩まで見えてるからバカァン。 「うっわ、ほんとじゃん。つか 肌白くね?妙にエロい」 ジィーっと見つめられ、引っ張ってる方とは逆の手で鎖骨から首筋にかけてひとなでした。 俺は知ってるぞ。中西。姿を消すんじゃない! …男にエロいってどうなのさ(体を見て) 「なんか触り方がゲイみたいダヨ」 ちょっと馬鹿にしていってやったさ。 そうしたら予想外の言葉が。 いや驚き求めてないからな! 「は?むとーしらねえの?」 「え、なにが…」 「おれバイだよ」 「………」 驚きを隠せない。多分、俺はいま生きていてこんなにも目を見開いたことはないだろう。 え?え?と思い中西クンの方を見ると逆に「え?知らないの?」みたいな顔で見られてハァまったくナニさ俺だけ?四面楚歌状態ですワ。歌でも歌いますわ。 「なぁに、そのお初な反応。ちょっとかわいいじゃん」 なんて聞いたのもつかの間で次の瞬間ぎゅうっと抱きしめられた(というよりは潰される) 俺は最近の男子高校生の言動が理解できぬぞ! なんだねこれは? はぁ、なんて声を耳元で聞いた時には鳥肌がやばかったわ。ちょ吐息…ちか… 「むとー、いい匂いすんな」 本当に勘弁なんだけどもさ。 え?りゅーくんはいいのって?いや彼はもう自然だから。うん自然。ナチュラルって奴よ。 抱きつくとかそういうレベルじゃないじゃん(正論) 「無反応?ちゅーすんぞ」 「……えええ」 一拍遅れただけなのさ でもちゅ…キスは勘弁 とか思うけれど自分より強いやつを相手にすると行動に移せない屑だから…泣く ほら唇が近づいてくるよ死にてえよ ガッチリホールドされてるよ 中西クン片手にカメラとはいい度胸だよなまじで。 あ!危ない。みたいな際どい距離 やばいやばいやばい っと思った瞬間 「なにしてんの?」 いきなり後ろから強い力で引かれる。 俺のことを抱きしめてるのはもちのろんでりゅーくんでして。 いつもタイミングがいいと言いますか、なんというか。 グッドジョブ 「ンだよ 氷室。」 「………」 「…ははーん、そういうかんけー?」 そういうという指示代名詞が指しているモノを述べよ! 後ろ向きだからどういった目でりゅーくんが小椋くんを見てたかは分からないけど、多分怖いんだろうなぁ、なんて感じてた。 小椋くんの言葉に対して返事はせずそのまま俺を引いてどこかへ向かった。 *** 「りゅーくん…?」 俺の腕を引っ張るりゅーくんの表情が見えない。 無言でどんどん歩いて行き行き着いた場所は体育館の個室トイレだった。 バンッ!と音がして個室に入るのと同時にドアに背中を叩きつけられる。そのままりゅーくんは俺を抱きしめ肩口におでこをくっつけた。ちらっと表情が伺えたのだが、なんともいえない表情だった。 え。 「りゅーくん…?」 地味に痛い。嘘。かなり痛い おこなのですか。 「なあ、あずさ」 「ハイ」 「勘弁してくれよ」 耳元で聞いた声は少し弱々しくて 「俺、初めてあった時にさ、お前は俺のものだって言ったよな?」 言われてみればそうですね。言われましたワ 「少し意識が低いんじゃねえの」 今度は正面から問いかけられた 綺麗な目が強く俺を射抜く 今までで一番震えたかもしれぬ りゅーくんのその目には怒りとかではなくて、もうなんか切ない色が混じっていた。いつものりゅーくんらしくない。心臓が高鳴る。痛いくらいに。 「ごめ…ん なさい」 なんでか知らないけど謝らないといけない気がした。 気付いたら無意識に呟いてたんだ。そう無意識に。 柄にもなく泣きそうになった 正直言って俺とりゅーくんはもう友達の範囲を超えてると思うんですネ。こんないつもふざけてる俺だけど根はしっかりしてるんですよ(真顔 常識ぐらいはわかるわ。 「ぁっ、あ」 だって普通の友達とやらはこんなことシナイデスヨネ 「最近抜いてねえの?」 「んっ うんッ、あッ」 俺中西くんとこういうことしないし 体中をまさぐられ気付けば便器の上に座っているりゅーくんの膝の上に乗ってた。腰にはガッチリと俺が落ちないように腕が回ってる。…なんてこったい。 正面になるように乗せられてるから嫌でも目は合っちゃうんだよね。痛いよね。目線が。つら りゅーくんの手はいとも簡単に体操服のズボンからするりと俺の息子を取り出すのですがそんな彼に人のモノを触るという嫌悪感はないのかいつも不思議で仕方がない。 そんなこと言う俺ですが 人間だれでも快楽には弱いということをこの場をお借りして皆様に断言したい。 「ふっ、あ、あぁ…!」 「濡れてきたけど」 「う、っ いうなぁ」 そんな恥ずかしい言葉と息子さんを扱かれてる状態にかああっと頬が熱くなるのを感じると同時に俺はあることが原因で興奮マックスなのです。 皆さんお忘れではないかネ。 俺は何フェチ?そうこしふぇち。 俺が今乗ってるのは?そう膝の上 太ももにあたってるのは?そう骨盤 こ し 。 さっきから俺はりゅーくんの腰が接してるということに興奮しまくりで死ぬんじゃないかなって思う だって!だって!!もう触らせてもらえなくて1週間たってるんだヨ!?懐かしき腰ラインふはは相も変わらずいい腰してんなぁ 思わずぼっちんするわ。 …なんの略かって?そんな野暮なこと聞くなって。 言い方かわいいだろ?ぼっちん にちゃり、となんとも聴覚に刺激が強い水音が個室に響く。 目なんて最初から視覚的に刺激強すぎて瞑りまくりだっての。 「あずさ」 少し掠れた声で俺の名前を呼ぶもんだから不覚にもドキッとしてしまった。 「…?」 「俺のも触って」 え?…ふぁ!? 戸惑いを隠し切れない俺をよそに俺の手を握って自らのソレに触れさせた。 微かに触れた指先からその存在感を感じる いやデカすぎだろ。 触っているだけでなんだが変な気持ちになる りゅーくん…勃ってる 「ひぃッ、あっ」 なんかもういっぱいいっぱいでどうにかなりそう なに?なんで触り合いみたいなのになってんの? 思わず引いた腰をりゅーくんの手によって再び密着させられた。…ッ!だ!か!ら!色々やびゃあだろ!! 「梓もちゃんと触ってよ」 ヌっと俺の体液とかうわああとかで濡れた手で緩く自身を撫でられると足腰が痺れた 「……っ」 言われた通りにりゅーくんの息子さんをズボンから取り出した。 …あかん、視覚的に目に毒だ。 一言で言えばカッコイイよかった。 色といい形と言い文句の付け所もない。 ゆっくり扱き始めると元々勃っていたからか徐々に濡れ始めてきた。 「ッあずさ」 「…う」 そんな声で名前呼ばないでよ ちょっとたまらなくなった 「もういい」 俺の手を制してあろうことか俺の息子さんとりゅーくんの息子さんをくっつけたではないカ。 …ちょ、うそやん 「っ?え?」 なにしてるの 比べる相手が相手なんだけど やっぱこう合わせると自身の粗チンさが際立つといいますか、なんといいますか。もう、敗北感と感じる以前の話にはなってきましたさ、まぁそりゃ粗チンですので(白目 なあんてことを考える間にりゅーくんが扱く手を再開させました。 「ふっ くっ、う…」 ぬちゃぬちゃと扱くたびに聞こえる音とか 触れているモノ同士とか 熱さとか特有の匂いだとかでがくがくと震える 「っ、俺こことか好きだけど。あずさは?」 どう?なんて聞きながら凹んでいるところをぐりぐりと親指の腹で撫でてきた 「うっ…!うぁっ」 男としてこの触り方は… 思わずりゅーくんの首に手を回し抱きつく 耐え難い快楽に腰が震える ドロッとした感覚と脱力感は嘘とかではなくて 「イくほど良かった?」 無言のままもっと強くりゅーくんに抱きついた。 「お前ので汚れたんだけど」 見ろ、と言われ恐る恐る視線を下に向けてみる 「ぁ…」 そこには俺の体液が垂れてるりゅーくんのモノでして、なんとも厭らしいというか。 「ごめ…ッアア」 「なんて?」 乳首をシャツ越しに抓られる 目が合うと薄く細めてニヤリと口角をあげる ずくんと腹のあたりが熱くなった 「っう、そんなに」 「あ?」 「そんなに意地悪しないでよ」 ばあか、と半分泣きたい気持ちを抑えて投げやりに言い放つ。 ちょっと、涙声だったかもしれない。 その刹那、口を塞がれた 不意打ちだったからすぐに舌の侵入をゆるしてしまった。 熱くにゅるっとした物が俺の口内を犯す うわ!舌が!うわあ 「んぁ、ふっ」 それと同時にさっきまで緩やかだった手が激しく動き出す。 「ふ、ああ…!! ん!」 唇が離れて、つぶやいた 「わりぃな」 「アッ、ひぃっ」 「……ハッ」 俺の首筋を舌がなぞりある一点の場所で止まった 鎖骨を噛まれる 「い、ッひゃあ、りゅ くん…!」 「おま……ッ」 下半身に感じた違和感 そちらに目を向けると 「ぇ…」 目の前には テカテカ光る如何わしいふー!がふー!なってて 「イッたの…? りゅうくん」 「っ、うるせえ」 ちょっとバツが悪そうに見える 「ほんと梓の声はやべえんだよ」 やばさがちょっとよくわからない 「今の声で何回でも抜けそう」 「ふぁ!?」 りゅーくんのふとした時の下ネタをぶっ込んでくる感じにいつも驚かされてるんだヨね 「あーずさ」 「…はい」 「もっかい」 「え?」 「もっかいやろ?」 この悪魔の囁きのせいで次の授業出れないレベルには俺は振り回サレタ

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