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第4話
ルイはスーツを脱ぐと健を抱き抱え、バスルームに移動し全身をぬるま湯で優しく洗った。
健の手錠は浴室にある剥き出しの排水管に括り付けられ、逃げないように剥き出しの躰は固定され白い尻だけを突き出す格好にされた。
そうして健はルイにきめ細かな泡であらゆる所を洗われると乳首を捏ねられ、震え勃つ肉を執拗に愛撫され続けていた。
「……ァッ…やめ……ぁ…。」
自分なりに鍛え自慢だと思っていた身駆は、それよりも雄々しく逞しい肉体に抱き締められ、甘い悦楽を与えられ喜んでいた。
ルイは背後から首筋を舐めながら、健が悦楽に溺れ反応する姿を鏡から冷静に観察した。
「うん、感度はいいね。次はここも洗おうか。」
優しく耳元で呟くと、シャワーを止め、手慣れた手つきでシャワーヘッドを外し、剥き出しのノズルから水流が溢れ落ちた。
「……ぅあ…。な、何を……っ…!!」
驚いて振り向くが、ルイは平然としながら健の肉を激しく摩った。
「……ぁっ…」
「ちょっと辛いけど、頑張ってね。」
そう呟きながら、ぐっと締まった窄まりにノズルを押しあて孔から湯を送った。
「や、やめ……。ーーーーーっ!!!」
その瞬間、腹部が徐々に熱くなり、鈍痛とともに重さを増した。異物が入り込むような不快感増幅し、内腿がさらに震えた。
ルイは止めることなく、シャワーの開閉をさらに開いて湯量を強めた。
「大丈夫。ちゃんと奥まで綺麗にしてあげる。」
「………ヒッ…ァァ…」
叫びそうになる口腔に長い指が侵入し、漏れ出る嬌声が掻き消けすと。ルイはちゅっちゅっと首筋を這うようにキスをし、浴室に卑猥な音が響き渡らせた。
苦痛に満ちた表情で健は呻き、ガチャガチャと手足の手錠が揺れた。逃げ出したかったが、尻を掴まれ盛り上がる双丘からノズルの管を感じると、恐怖感が増す。
「…あ…ぁ…おゅ……ッ…」
ルイの指先からは涎が湧き溢れ、胸の突起はじんじんと甘さを持ちさらに尖った。そして後ろの窄まりはひくつきながら、ノズルをさらに飲み込んだ。
「ほら、お腹が出てきたね。見て、ぽっこりしてる。ふふふ、可愛い。」
顎を掴まれ、ルイは眼の前に広がる大きな鏡に映る自分を凝視させた。
手錠を嵌め、薄紅色になった肌と後ろに繋がれたノズルが尻から垂れ落ち、鍛えた腹は前へ出ていた。それは酷く艶かしい姿と映り、健は自分とは思えず涙が目尻を伝った。
ルイはひくつく窄まりからノズル引き抜くと、優しく腹の上を撫でた。腹は白く浮き出て、柔らかな弾力を持ち淫靡な雰囲気を漂わせていた。
ルイは満足そうに微笑みながら、無言で何度も腹を撫で股の間に太く逞しい片膝を挟んだ。
湯の流れる音が浴室に響き渡り、健はその静かさが不気味に感じ、恐怖に満ちて肌を震わせた。
「ほら、ここを押すと少し後ろから漏れてくるでしょ。すごく綺麗で可愛いね。……これ、一気に出してみようか。」
ルイは穏やかな声で囁き、腹を少し押すとぴゅっと後孔から液体が飛び出した。
健は何が起こるのか予想がつき、首を必死に振り許しを乞うた。
「や…、やめ…て…くれ。だ、出したくな…。」
「駄目だよ。ご主人様には素直にならなきゃ。」
ルイは舌打ちをすると、腹を強く押し尻を自分の股へ引き寄せ、後孔からびゅーーーと湯が飛び出した。
「ーーーーッ…ぁああああああ!」
むっとする匂いとともに漏れ出た液体が内腿とルイの膝に勢いをつけて流れ、ルイはまたノズルを後孔にあてた。
「あと二回、頑張ろうね。」
「…ヒッ……!!」
健は逃げる事も許されず、湯をまた後ろの孔から呑んだ。
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