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第12話
結局、両方の乳首にピアスをルイの乳首にも繋げて、互いの躰を密に繋げられた。
そして健の小さな雄にも可愛らしいプラチナのピアスをつけられ、そこからじんじんとした感覚がした。
「これで、益々可愛らしくなったね。」
ルイは穏やかに微笑んで、深く口づけをし舌先で歯列を舐めとった。
健は躰を前後しながら少しずつ動くと、チリチリとした痛みが走り、怖くなった。
そして自らの雄にもピアスを当て嵌められて、恐怖から流れるように懸命に腰を動かしては悦楽を貪ろうとした。
――――早く終わって欲しい。
健は腰だけを前後に擦り込みするように動かし、必死にルイにしがみついては、互いの柔らかい乳首を擦り合った。
ルイの乳首が擦れると、ピアスを通した胸の突起が引っ張られて、さらに敏感に反応した。
「…痛っ…アッ…ああっ…!」
「……っ…うん、腰の動きが大分上達したね。泣きながら動いて可愛い。もっと動いて。」
ルイは満足気に満面の笑みでそう言いながら、腰に大きな掌を当てるとがっちりと固定した。
「……アッ…ああっ…」
ルイの硬く雄々しい屹立が腹の奥に当たり、さらに前立腺を擦った。
沸き上がる快感から逃げる事も出来ず、健はルイの肩に爪を立てながら何度も絶頂に達し、内液が尽きると躰の内で何度も痙攣しながらイッた。
「ナカもビクビクして、イッてるね…」
ルイは甘く蕩けそうな声で囁いては、目尻に溜まった涙を吸い取り、唇を重ねた。
貪るように唾液を吸い取っては、涎を交換し合った。余った液は顎へ落ちた。
健はいつまでこんな卑猥な事をされ続けなければならないのか、消耗し切った躰と頭で薄れいく記憶の片隅で考えた。
それでも躰をルイから離そうとせず、懸命に逞しく綺麗なルイの躰にしがみついて堕ちていった。
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