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第9話

洗浄が終わるとルイは健の後ろに座り、バスローブを脱いだ。健の雄を軽く扱き、開きかけた孔の入口にローションを塗り込みながらさらに緩め、孔にもローションの先端を差し込みたっぷりと液体を注ぎ込んだ。 「……冷たッ…!!」 そう言うが、暫く経つとローションは熱くじんじんと中で変化してきた。   「ほら、頑張って綺麗にできたね。」 ルイに背後から座ったまま抱き抱えられ、目の前の鏡に向けて大きく股を開かれた。ルイは双丘に隠れていた後孔を大きく拡げて、孔から透明なローションが垂れ落ち、ピンク色の壁が色艶を増すのを健に見せつけた。 「……ァッ…あっ…ッ…!」 「中までピンクに綺麗になってる。………今日はナカイキ出来るように頑張ろうね。」 ルイは片手にエネマグラを取り出して、全体にローションを垂らすと、ゆっくりと後孔へ挿入した。 「……ふっ…んぁっ…」 細長い管が段々とゆっくり埋め込まれ、異物感が襲った。 ルイは最後までエネマグラを埋め込むと、孔を閉じた蓋をぐっと押し上下に動かし、エネマグラが中で前立腺めがけて蠢いた。 「…ぃっあっ…ァッ…あああ…!!」 前立腺を刺激され、びゅっと健の先端からも液が漏れた。 「ここにも栓をしようね。」 そう言ってルイは棚にあったケースを取り出し、プジーを尿道へずぶずぶと侵入させじんわりとした痛みがした? 「…ヒァッ…!!!」 「これでいいかな。さ、次はこっちも綺麗にしなきゃ。」 手には泡立てたソープがあり、それを陰茎の根本の周辺から後孔まで入念に塗り付けるとルイは剃刀を根本に当てた。 「ケン、特注の刃だから動かないでね。たっぷり綺麗に剃ってあげる」 ルイは後ろから健の首筋にキスし、片手で太腿を開きながら健の草叢を剃り始めた。少し尻を動かすとエネマグラが動き始め、ピッと刃が皮膚を切る。 「ほら、じっとしなきゃ…」 尿道からも中からも前立腺を刺激され、健の躰はおかしくなりそうだった。足先まで電流が走ったようにビクビクと震え、胸の突起まで尖っていた。 優しく口づけをしながら、ルイは健が必死に揺らす躰を堪えているのを、慈しみの瞳で満足気に見ていた。 「……きらッ…なぃ…で…。」 涙目になりながら健は喘いだが、ルイは尻を拡げて狭い道まで刃を当てた。 「ほら、段々綺麗になってきた。終わったらカイに沢山可愛いがってもらといいよ。」 ルイは胸の突起を捏ねながら、さらに残った毛を処理した。

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