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第14話

カイは目を覚まして、どこかに電話するとすぐに料理が運ばれた。 「食事にするぞ。終わったら着替えてすぐ出るぞ」 短くそう言うと、バスローブを着たまま食事に取り掛かる。見渡すとルイの姿はなく、自分もバスローブを羽織る。目の前に置かれた食事は豪華だ。だが、食欲も沸かずヨーグルトを食べ始める。 まだピアスを開けられて間もない乳首からはじんじんとした痛みが走り、白いバスローブの中で丸い輪が光って反射した。 「…あ………。」 痛みと疲れで上手くスプーンが使えない。ふるふると震えて、ポタポタとヨーグルトがスプーンから垂れた。 「食わせてやろうか?」 カイは意地悪く笑い、フォークを取り上げ、膝に健を乗せたかと思うと、露わになった孔にヨーグルトを塗り込んだ。 「…なにすっ…イタッ…!!」 ガブリと首筋を噛まれ、痛みが走る。歯からは薄く血が見えた。 「黙れよ。反抗したら、お前を食べるぞ。」 そう言いながら、バスローブから自分のいきり勃つ雄を出して孔に当てた。 「……無理…、むりだよ……。」 ふるふると首を振って抵抗するが、腰を掴まれると緩みきって弛緩した孔はズブズブとカイの雄を飲み込んでいく。 噛まれた首筋や乳首から痛みが増すが、下から疲れる度に疼いてる部分から快楽が溢れ出てくる。 「しっかり捕まって腰を動かせよ。ルイから教えて貰っただろ。」 カイは重低音のある声で乳首に嵌めたピアスを引っ張る。 「………ッァ…アッん…!」 涙目になりながら、懸命に腰を揺らす。ルイからはカイを怒らせるな。カイを気持ち良くさせる為に君に沢山教えてるんだよと躾けられている。 「……ケン、ナカイキしてみせろよ。」 カイは大きな掌をケンの腰に掴み、奥深く雄をねじ込んだ。ケンは痛みとともにぴゅっと精子を飛び出させ、カイの顎にかかる。 あ……。と、思った瞬間、また腰を深く突かれ、ビクビクと簡単にイッてしまう。 「………あぁあ…んんッ……!」 顔は蕩けてて、カイが動く度に何度も全身に電流が走ったように甘い悦楽に支配された。 それでもルイの言葉を思い出し、懸命に尻を振りカイに奉仕を続ける。 「はは、すっかりトロトロだな。気持ちいいか?」 カイは顎を救い上げ、涙で潤む顔を満足そうに眺めた。自分はこの王の為に尽くす性奴隷なのだろうか。ケンは絶望しながらまた快感に飲まれていった。

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