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第18話
面倒くさいの拾っちゃったなー勇気が相手する気ないなら俺のタイプでもないし俺も別にいらないんだけど、未だに泣きそうな裕翔君を突き放すのも流石に良心が傷まない気もしなくもない
俺のこの考えも分かってるくせに勇気は気にすることなくご飯の準備をしている。
仕方ないなー問題解決までは面倒みるか?
「俺は君の気持ちに応えることは出来ないけど君を部屋に戻すのは得策じゃないとは分かる。だから問題解決まではここにいていいけど」
悲しそうな顔で俺を見てくるがちっとも心を動かされない
「もう覗かないでね?」
クスクスと笑いながら言えば顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。
「響は相変わらず甘いよねー」
なんて全部なんだかんだ聞いてただろう勇気が出来上がった料理を手に戻ってきた。
「まぁ、仕方ないかー」
俺がそう言うのを分かってたんだろう。別にとやかく言うことなく勇気は受け入れていた。
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