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第24話

つい最近まで勇気と二人でいた日常が四人に増えた。それを息苦しく感じるのは俺のワガママだろうか。 朝は結構いい気分だったがな。 ずっと一緒にいるのはやっぱだるいな。 「響大丈夫?」 「ん」 机に突っぷす俺の頭を撫でながら唯一俺の気持ちを分かってくれる勇気が聞いてくる。 心たちはその言葉を不思議そうに聞いている。 人とつるみすぎるの好きじゃないんだけどな 「ならさ、会計くんに会いに行ったら?」 「んー?」 「大丈夫!マリモ達は今こっちにむかってるらしいから北から行けば会わないよ」 「そう」 なら行こうかな。早くこの現状を終わらせないと俺がもたないし。勇気はどっからそんな情報仕入れてきてるのか知らないけどさ。 腐男子ネットワークらしいけど、なにそれ 「いってらー」 「おう」 心と裕翔もついてこようと立ち上がったけど勇気に止められている。 その間にさっさと教室を後にした。 生徒会室は専用のカードキーがなければ入れないフロアにある。人気者の集まりだからな仕事中に襲われないようにだろう。 まぁ俺は兄上にもらったカードキーがあるからどこでも出入り自由だから。静かな廊下を歩いてお目当ての部屋に入っていった。

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