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第30話

にしても学生にやらせる量かこれ? 兄上の仕事を手伝った事があってよかったよ。奈央を抱いたまま机の上の書類を一心不乱にかたづけていく。 少し奈央には休息が必要だからな。 安心して休めるように量を減らしてやらないと。 よっぽどきつかったのか3時間たった今でも起きる気配はなくスースーと可愛い寝息だけが聞こえる。 書類仕事嫌いなんだけどなぁ。 ここでこんなに仕事たまってたら兄上にも迷惑かけるしなー カタカタとキーボードを打つ音と奈央の寝息だけが生徒会室に響いてる。 やっぱこの位静かな方がいいなー落ち着く。と思っていたら生徒会室の扉が開く音がした。 ありゃ?勇気があいつらここに向かわせないと思ってたんだけど、マリモが来たらうるさくなるだろ? さすがにあの人の話聞かなそうなマリモを止めるのは勇気でもむりだったか? 奈央だけ連れて寮に戻るか?と思ってたけど 「会長一人?」 「あぁ」 なんか難しい顔してこっちをみて突っ立ってる会長がいた。

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