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第36話

ーーーSide奈央 暖かかった。人肌がないと熟睡できない俺にはあの温もりは心地よかった。 なんだかよくわかんない間に連れてこられた響の部屋にはマリモの友達と可愛い顔した男の子がいて可愛い子は俺の好みなんだけどー今は響の温もりが体に残っててそっちが気になる。 可愛い子は響を貸してくれるって、ねぇーそれどういう関係?響とこの子の関係がよく分からない。 可愛い子に言われて響は俺に貸し出されるらしいけどー本当にどういう関係? 「飯食ったし奈央の部屋に行くか」 なんていってまたまた俺の手をとった響に連れられて自室に戻ってきた。 久しぶりに美味しいご飯食べた気がする。 忙しくて作業しながら食べれるものしか食べてなかったから。 それにゆっくりと寝たおかげで体が楽。 「おいで」 俺の部屋なのに自分の部屋のごとくソファで寛ぐ響に呼ばれる 「ほら」 グイッと体を引っ張られ向かい合うように響の上に座らされた。 ちょっとこの体制恥ずかしいんだけど。 いつもは俺が下で仔猫ちゃん達を上に座らせるから気付かなかったけど。上になるほうってこんなに恥ずかしいものなの? 恥ずかしくてとても顔をあげれない 「奈央、こっちむいて」 優しい声と優しい体温。落ち着く。 「奈央」 「ん」 顔をあげたと同時に思ったよりも間近にあった響の顔に驚く間もなく唇を重ねられた。

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