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第37話
甘いな。忙しかったせいか少しカサつく奈央の唇に潤いを戻すように舐めとる
ぼーっと俺を見上げる奈央にやっぱり好みだな。と改めて思う。
「ヤッ、ン、アッ」
キスの合間から漏れる奈央の鼻にかかった声が俺の腰にダイレクトに響いてくる。
「風呂入るか」
腰がぬけたのか力が入らない奈央をかかえあげ風呂場へと向かう。
服を脱いでついでに奈央の服も脱がしてあげる。
キスだけでここまでなるなよなと苦笑を漏らしながら俺に体を預ける奈央の体を洗ってあげついでに下準備まで行う。
「やだ」
「だーめ」
嫌がる奈央を押さえつける。
準備はきちんとしないとな。病気になってもこえーし汚したくもねーしな
「そんなとこ触ったらだめ」
「準備しねぇと最後までできねぇぞ?」
なんてやり取りをしながら全てを終わらせる頃には奈央はグッタリしていた。
「ほら、奈央水飲め」
水を飲まそうとするも動きたくないのかこちらを見るだけ。
仕方ないなー一度俺は水を含みそのまま奈央の口に重ねゆっくりと俺の中にある水を飲ませていく
いわゆる口移しというやつだ。
俺この行為自分にされるのは嫌だけどな。
奈央は嫌じゃないみたいでもっととねだってきた。
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