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第45話
結局仕事放棄してんじゃん。
俺のせいか?あんまり甘やかしすぎるのは好きじゃないけど最後のあの言葉で俺の気分は上々だからな手伝ってやるか。
モクモクと作業していたら奈央が戻ってきた。
何故か勇気つきで
「響ー俺の事おいていくなんてひどい」
「あ、」
「忘れてたでしょう」
「うん」
「これだから美人に弱い響はダメなんだよ」
すっかり勇気を起こしに行くことを忘れてしまっていた。
だって奈央が可愛かったしね
「なんで勇気がここにいるの」
「奈央君見つけたから連れてきてもらった」
「うそじゃーん、脅したんじゃん」
「勇気なんていったの?」
「響のとこ連れて行かないともう響に会わせないよって」
なんだそれは相変わらず勇気はわからん。それにそれで脅される奈央も
「で、何のようだ?」
「次のターゲットがけってーしましたー」
「だれだ?」
「副会長だよー王様✕腹黒美人よくない?よくない?てか奈央君との絡み俺全然見せてもらってないんだけど、会長とやりたかったら俺に萌えをプリーーーズ」
なんだそれはと思いながらも勇気の言葉の意味を一生懸命考えてる奈央に近づく
「何して欲しい?」
「壁ドンからの顎くいからのちゅー」
「そんなんでいいのか」
今回は簡単だな未だに状況を理解してない奈央を壁際まで連れていき勇気の希望通りに動く
「はっ?え?」
パニクる奈央にお構いなしにキスをする。
んーやっぱり奈央も美味しいけど昴が上かな?
パニクってた割には俺の舌に合わせてくる奈央。
勇気の手にはしっかりスマホが持たれていて鼻に手を当てながらばっちり撮影しているみたいだ。
そんなのとって何が楽しいのか俺には理解ができないけどな
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