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第47話

勇気はそれで満足したのか生徒会室を出て行った。珍しいなまだまだあいつには足りない位だって思ったけど。 俺に抱き着いてくる奈央の頭を撫でながら勇気の事を考える。 多分副会長との絡みに期待してるんだろうな。 あの副会長はなかなか落としがいがありそうだし 「響ーあの子とどーいう関係?」 「勇気か?あいつは俺の幼馴染だ」 「それだけ?」 「んー?そうだよ」 なんでこうも勇気の事を目の敵にするやつばっかなんだろうね。 俺と勇気は切っても切れない縁で繋がってるし、切ることも許せない位の縁なのに 「あいつ嫌いだ」 「勇気はいい子だよ」 まぁ、人には相性があるからなー俺がどうこう言う問題じゃねえか 俺の言葉が不満みたいで奈央は少し不貞腐れている。 「勇気と仲良くしろとは言わないが俺の側にいたいんなら勇気に変な事すんなよ?もし、勇気に何かあれば俺はそいつに何するかわかんねぇし」 これは体の関係をもったやつら全員に言ってきた。 俺の一番になりたくて、勇気に手を出す奴が現れないとも限らないし。 だってそうだろ?俺の命より大事な勇気が傷つけられるなんて黙ってられるわけないじゃん なんとも言えない顔をした奈央の背中をゆっくりと撫でてあげる 「何もしなければいいだけ、仲良くしなくてもいいが出来れば俺の大切な奴だから少しは気にしてあげて」 そ、勇気は俺以外に友達いねぇからな。 腐男子ネットワークと呼ばれる謎の組織は勇気いわく下僕らしいし 可愛い顔で下僕なんて言う勇気に思わずあの時は笑ってしまったし。 幼馴染としては友達位作ってほしいし、まぁ、それ言ったら俺もセフレという不純な友達しかいない気がする。

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