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第49話

ーーーSide奈央 何がなんだかわからないまま響は飛び出していった。 新垣勇気。可愛い顔してるから俺のタイプだったのになー。 会長と響のあの妙な空間が嫌で響に言われるがまま売店に向かったらその子がいた。 「奈央くーん」 まるで仲のいい友達みたいに俺にかけよってくる 「あー勇気ちゃんだっけー?なにー?俺と遊びたいのー?」 「そんなセリフは是非とも裕翔にお願いします」 は?何言ってんの? 意味がわからないんだけどー 「それより響は今生徒会室?」 「そーだけどーなにー?」 「じゃあ俺を連れて行ってー俺あのフロア入れないから」 「無理に決まってんじゃんー一般生徒は入れないし!」 「響は入ってんでしょ?なら大丈夫」 何が大丈夫なんだろうか?全然大丈夫じゃない気がする 「それとも奈央くん」 「なにー?」 「響を俺から奪う気?」 「は?」 何この子。一瞬にして空気が変わった。昨日から可愛いとしか思えなかったり子が何だか怖い 「響のとこ連れて行ってくれないんだったらもう響に会えなくなるよ?」 「何で君がそんなこというわけー?」 「響は俺の言う事何でも聞いてくれるからね」 そうだ、昨日貸し出すとか言ってたし。まさか、そんな事ありえるんだろうか? でもこの子の目は笑っていない。獲物を狙う目で俺の背中に冷や汗が流れていく この子こんな子なの?え?めっちゃ怖いんだけど 「響に捨てられたくなかったら連れて行って」 あー、それでもこの子を連れて行く俺はきっと。。。

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