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第58話

「あれでよかったのか?」 「ばっちりー」 「副会長しか見てないけど」 「大丈夫ーだってあの双子もワンちゃんも別にマリモくんに恋してるわけじゃないしー面白いから会長と副会長と合わせてただけでしょー双子もワンちゃんも自分がないからねー副会長が戻れば戻るよ」 「そういうもんか?」 「そーそー。響も早く終わらせたいでしょう?」 「まぁな」 勇気が言うなら間違いないか。 生徒会室で待ってるって言った手前行かないわけにはいかないしな 「俺も行くよ」 「そうしてくれ」 マリモ連れてこられても困るしな。 奈央は結局残ってるのだろうか?それとも寮に帰ったのだろうか?ちゃんと凛に頼んだのだろうか? 俺はセフレは大切にするやつだからな。 「会長いるかなー?」 「どうだろうな」 ニコニコしてる勇気は幼い頃を思い出させる。ただそのニコニコの理由がちょっと腐ってるのがなんとも言い難いが 「今日会長と生徒会室泊まったらー?」 「着替えがない」 「凛くんにたのんだー」 仕事がはえーな。まぁ昴を一日堪能できるならそれでもいいか。 「手は出さないでね」 「わかってる」 体力ないしー碧を断ったのに昴を抱くわけもいかないし。味見位ならいいだろう。 生徒会室には奈央と昴がいた。 仕事してたんだな。偉いな。 勇気は我が物顔でソファに寝転がる。 奈央が勇気に何か言ってるか勇気はシカトしてる。 俺は勿論昴のもとに向かい朝と同じく昴を座り直させた。

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