「昴おいで」 シャワーも終わり昴と二人だけの室内。 恥ずかしそうな昴を俺の隣に寝かせる。 「いやだった？」 また首をふるだけ、なんで喋ってくれないかな 「俺の事嫌い？」 ふるふると横にふられる頭 「じゃあなに？」 俺の胸にしがみつく昴にわざと問いかける。 「答えないと抱きしめてあげないよ」 まだ俺の腕は昴にまわしていない 「昴？」 ゆっくりと顔をあげる昴。 その顔は俺を求めてやまないのだろう明らかに恋情を含んでいて思わず喉がなる 「嫌い？」 「違う」 「じゃあなに？」 「、ｯツ、き」 「ん？」 「好き」 あー可愛い本当に可愛いねなんだろうかこの子は碧と違って素で俺を煽ってくる。 「可愛い」 昴の口に触れるだけのキスを贈る 「もっと」 だめでしょう。俺我慢できるんだろうか 何度も何度も触れるだけのキスを繰り返し徐々に深くしていく。 時折漏れる昴の声がやはり俺好みで理性が吹っ飛びそうになる。 「もっと」 「もうだーめ、我慢できなくなるからね」 抱きしめてるせいで昴の固くなったものが俺の太ももに当たっている。 ちょっと勘弁してほしい。 こうなるんだったら俺一人で泊まればよかった 「響」 ずるいって、今このタイミングで名前を呼ぶのはずるいって 何この小悪魔。そりゃモテるわけだよ 皆が思ってるのとは違うだろうけどさ 「昴、俺とやりたいんだったら昴は他の人と切ってね？」 別に碧達にはきらせていない。俺の前以外では可愛くなることもないだろうし、でも昴は切り替えが出きなさそうだし。下手に昴の可愛いとこ見て襲うやつが出て来ないとも限らないし。 「分かった」 これを知るのは俺だけでいい。