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第64話
他とやりたいんだったら別にそれは俺が縛ることでは本来ないからいいんだけどさ、俺のお気に入りの間は俺のものにしたいじゃん?
俺の為に生まれてきたような昴をさ
「新垣はいいのか」
「勇気?勇気は別にいいんじゃない?勇気は俺より遊んでるから」
そーなんだよね俺より勇気遊んでる割に未使用って玩具のせいだったんだね。
今日まで知らなかったよ
「あいつは響の特別なんじゃないのか」
「んー?そういった意味の特別は昴だけだよ」
体の関係は勇気とはないんだけどなー皆勘違いするし、まぁ、勇気が抱いてというなら抱いてあげるけど、今まで言われたことないし。
多分勇気は抱くほうが好きなんだろうし
「おれだけ?」
「そー昴だけ。勇気は特別でも体の関係はないし、勇気とはそういうことにはならないよ」
今まで一緒にいてそうだからね、今後も絶対にないだろう
「嬉しい?」
嬉しそうな顔しちゃって。本当に可愛い
「好き」
「あー、朝から可愛いな昴は」
本当になんで今まで気付かなかったんだろう。勿体ない。今回の件は疲れてるけどこの収穫は最大のご褒美だろう
昴の顔をこちらにむけキスをする
トロンとしたその目に写るのは俺の顔。
手放すその日までは俺のもの。この目に俺以外写さないようにドロドロに甘やかしてあげよう。
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