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第67話
生徒会が仕事を再開したため徐々に落ち着きを取り戻してきた学園内。
ただ一つ問題があるとすれば
「響ー遊ぼうぜ」
勇気いわく生徒会に近づけない為だとかいいながら俺におしつけてきたマリモくん。
うるさくて仕方ない。
どうにかしてくれ。
「響ー食堂行こう」
ちょこまかと俺の周りをうごきまわるせいで心は常に苛立っているし裕翔は泣きそうな顔してるし勇気だけは楽しそうだけどね
「マリモくん、そろそろさ変装とかない?」
「はー?勇気おまえなにいってんだよ!おれべべ別に変装、変装なんてしてないぞ」
その動揺ぷりで認めてるようなもんだろ
バカなんだろう
「それ認めてるようなもんだってー大体なんで変装なんてしてるのさー」
「叔父さんが俺は可愛いから襲われないように変装しろって!」
可愛いねー顔は知らないけど中身のせいで色々台無しじゃないか?
「へーじゃあその可愛い顔見せたら響も惚れるかもね」
勘弁してくれ。
「な!それなら俺は変装とくぞ」
言葉と同時にあのモサモサ頭はなくなり綺麗な金髪の髪と青い目が現れた
昴と同じ式色かよ。俺はマリモのせいで昴に会えてないっていうのによりにもよって
「わーかーわーいーいー」
心にもないことを叫ぶ勇気を睨む。
絶対こいつわざとだろう
「響どう?」
勇気のせいで期待した目で見つめてくるマリモくん。てあーもうマリモじゃないんだっけ
「カワイイカワイイ」
「本当か!なら俺の恋人にしてやってもいいぞ」
また爆弾発言を平気で投下してくるなよ。
その発言のせいで心がブチギレ何故か裕翔も怒って、勇気が呼んでたんだろう碧もいて、昴や生徒会の奴等もいて俺の疲れはピークに達した。
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