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【第13話】焦らしたあげく禁断のアブロマンス、なんてプレイを(14)

「ありかじゃなくて、くる……みざわ、くん。だって、いくせがしたいって言ったん……だよ?」  荒い呼吸が邪魔して言葉は途切れる。 「くる……ざ……俺、もう……」  細い腰を幾ヶ瀬は両手でぐいと引き寄せた。  自らの尻を突き上げるようにして激しく上下する。 「んあっ、あぁぁ……あっ、だめぇ……まえ、はなし……」  一番奥にダイレクトに伝わる快感。  もう自分で座っていられない。  有夏の上体が、ずり落ちるように幾ヶ瀬の身体にもたれかかる。  放してと言われたからでもあるまいが、幾ヶ瀬の手から徐々に力が抜けていく。 「あっ、あっ……いくせっ、んんっ」  解放された瞬間、有夏も射精した。 「はぁぁ……」  全身から力が抜け、幾ヶ瀬の胸に体重をかける。  2人は折り重なったままベッドに倒れ込んだ。  同時に幾ヶ瀬のモノが濃い白濁液を垂らしながらズルリと抜ける。 「ありかぁ」 「ん?」  仰向けに倒れた体の上に乗っかる形で身を横たえ、有夏はシャツの上から幾ヶ瀬の乳首を突いていた。 「高校の時の制服、まだ持ってる?」

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