13 / 18
#7 麒麟山のα
「オメガという生き物は、つくづく哀れだな。自分自身で制御すらできぬ欲情に塗れて………。見よ、誇り高き白虎の王族方。番になっている身とはいえ、白虎に嫁いだこの王子様は淫乱だな」
青碧はミナージュの服の裾から手を入れると、ミナージュの蜜壺へ、その手の先を押し入れた。
「……っや………やめ………」
ミナージュの体が大きく弓なりにしなって、華奢な腕で青碧の手を自分の体から抜こうともがく。
泣きはらしたのか、ミナージュの目は真っ赤になって。
その瞳は発情の熱のせいで、いつも宿していた光もなく。
………オメガの性に溺れているはずなのに。
ミナージュはそれでも、混濁する意識の中で必死に抵抗してした。
………ミナージュは………一人で、戦っている。
「………溢れんばかりに、蜜を蓄えて……。白虎に嫁いで操をたてたというのに、哀れなもんだな朱雀の王子は」
「っ………や………やぁ………」
…………んの、野郎っ!!
いくら王族でも………!!
発情に抗うように、青碧に対しても必死に抵抗しているミナージュを………。
これ以上ミナージュが苦しむ姿を、俺は見ることができなかったんだ。
武器も何も、持ってるはずもない。
ただ、丸腰で。
空気を風に変えて、気合いを力に変えて。
ミナージュを苦しめている、青碧に飛びかかった。
「シヴァ!!」
一寸先に。
俺の拳が青碧の顔面に捕らえるか捕らえないか。
シジュの叫び声と共に。
シジュの気迫のこもったその細い腕は、怒りに震える俺の拳を完璧に封じる。
「シヴァ、拳を収めよ」
静かに、そして、俺の全身にしみ渡るようなシジュの声は、俺の体から力を抜き取るように俺を支配した。
湧き上がる怒りさえも、シジュが抑えた拳からじわじわと押さえ込まれるように制御される。
「恐れ多いことと存じますが、青碧様は勘違いをなさっています。朱雀から白虎に嫁いだのは、私でございます。そこにいるのは私の兄で、今、青碧様に無礼を仕ったこの者の番であり、白虎とは全くの無縁者でありますゆえ、何卒ご慈悲を」
凛としたシジュの声に、謁見の間が静まりかえった。
漆黒の空に星を宿したかのような、真っ直ぐなシジュの瞳から放たれる強い視線と。
凍てついた氷のような、青碧の限りなく透明で冷たい視線とが。
重い空間の謁見の間で、火花を散らすようにぶつかりあう。
「……ぅあ!」
ようやく青碧は、ミナージュの蜜壺からその手先を抜き取って、その反動でミナージュは小さく呻き声を上げると、体を小刻みに震わせてその身をよじらせた。
こんなにも、小さな背中だったんだろうか………。
ミナージュの背中は。
………オメガだから。
オメガじゃなくとも………辛い思いを………。
こんなにも辛い思いをさせてしまったなんて………。
俺は弾かれるようにミナージュに駆け寄って、ミナージュの体を抱き上げた。
「ミナージュ!!ミナージュ!!俺だっ!ミナージュ!!」
虚な………焦点の合っていない、くすんだ硝子玉のようなミナージュの瞳が、俺の声を聞いた瞬間、いつもの光を宿し始める。
「……シ…ヴァ…?」
泣きはらした真っ赤になったミナージュ目から、また止めどなく涙がこぼれ落ちた。
ミナージュの小さな頬に添えた俺の手を、確かめるように、逃さないように………ミナージュが、熱を帯びた細い手を重ねる。
「………シヴァ………シヴァ………」
「ミナージュ!!もう、大丈夫だから!!怖い思いを………辛い思いをさせてすまなかった!!」
ミナージュが震える体で俺にしがみついて、俺はミナージュの折れそうに細い体を抱きしめた。
この一瞬の安堵を得るために、ミナージュはどれほどの苦痛を味わっただろうか。
どれほど………時間を長く感じただろうか。
俺はミナージュの苦痛に満ちた時間を、塗り替えなければならないんだ。
「………何が、番だ。………忌々しい」
「青碧様」
動くことができない俺たちに、手にした太刀を今にも振り下ろさんばかりな青碧の前に、シジュが素早く割って入る。
「青碧様の弟君もオメガではありませんか?どうして………そのような態度をとられるのでしょうか?」
澄んだシジュの声に乗せた言葉が青碧の核心をついたのか、青い炎が宿ったかのように、一層冷酷に緑柱石色の青碧の目が輝きだした。
………拙いぞ、シジュ!!
「何が………何もかも順風満帆にことが運んでいるお前に何がわかる!!嫁いだ身でありながら、こうして一国の名代を務めるお前にっ!!………では、私の弟は………大事な私の弟はどうなっているのだ!!嫁いだっきり顔を見せることもなければ、便りを遣すこともない!!………蔑ろにされている証拠ではないか!!………青葵を返せっ!!青葵は白虎に嫁がなかった方が幸せだったんだ!!………青葵は……青葵は」
「牀前看月光
疑是地上霜
擧頭望山月
低頭思故郷」
怒りに任せて太刀を振り上げた青碧に、シジュは恐れもせず、凛と張りのある声で一つの漢詩を諳んじた。
青碧が目を見開いて、太刀を振り上げたその体が石のように固まる。
「何故……何故………その詩を」
「今回の青龍訪問、青葵様にも御同伴頂けないかと進言致しました。青葵様の伴侶であるハーレン様がここのところ病に伏せっておいでのため、青葵様自らご辞退されたのでございます。便りも今までハーレン様のご看病に付き添われて、お時間がなかったのでございましょう。ならば、この機会に手紙を認めてもらえないかと申し上げたところ、青葵様は一編の漢詩を私に授けられました」
ーカラン。
青碧が手にしていた太刀が、乾いた音を立てて花崗岩の床に転がり落ちると同じく、青葵が膝から崩れるように床に座り込んだ。
シジュは青碧の肩にそっと手を添えると、今までとは打って変わった優しい声音で青碧に説う。
「〝故郷を想わない日はない。兄の事も弟の事も………。会いたい。会いたいけど、今はその時じゃない。時が満ちたら、笑顔で里帰りいたします〟と。………先程の漢詩。お輿入れの際、青碧様から青葵様に送られた漢詩だったのですね。………素敵な詩です。青葵様から青碧様へと、お手紙を預かっております。私がお渡しすると信憑性に欠けると存じますが、筆跡をご確認頂きますようお願い申し上げます」
そう言うとシジュは懐から手紙を取り出して、青碧に手渡すした。
手紙からは微かに沈丁花の香りが漂って。
青葵はシジュの手からその手紙を奪い取るようにして、大きく震える手で手紙に目を通した。
さっきまでの、青碧の緑柱石色の瞳に宿った冷たい炎はもうない。
涙をたくさんためた瞳で、食い入るように手紙を読む青碧に、シジュは言った。
「青葵様は、青葵様なりの幸せを白虎で見つけておいでです。青葵様が一刻も早くお里に帰ることができますよう私も精一杯お手伝いさせていただく所存です。………なら、青葵様が苦なく無理なく青龍に足をお運びいただけるように………。本来の目的である交渉をいたしませんか?」
なんと……こんな瞬間に居合わせるとは。
………青龍と白虎の、一つの歴史が動いた現場に居合わせた。
それが朱雀出身の王子の手によることなんて、誰が想像つくだろうか。
その夢のような光景にぼんやり見入っていると、ミナージュが俺の首筋にギュッとしがみついて囁いた。
「………シヴァ……小碧様は………何もしてない。僕の熱を覚ますために張形を入れてくれただけ………。だから、怒らないで………」
「………ミナージュ」
「あとね………シヴァにすぐにでも抱いてほしいんだけど………あとで、いつもより優しく交接してくれる?」
「どうして?」
ミナージュは澄んだ瞳で照れ笑いして、恥ずかしそうに俺に言ったんだ。
「お腹に………稚児が、いるんだって」
✳︎
昼下がりに優しくなびく、白虎の偏西風は心地いい。
中庭に植えられた色とりどりの月季が、爽やかな香りをおこして………僕は風通しの良い籐でできた椅子に座って、一人お気に入りの詩集を読んでいた。
僕は今、白虎のシジュのところにいる。
僕のお腹もだんだん大きくなって、かなり前に迫り出してきた。
僕は元々痩せぼっちだから、少しお腹が大きくなっただけで、かなり目立ってしまう。
でも、嬉しい。
……小さな命が、僕の中でちゃんと育っているということ自体、奇跡で………。
凄く幸せな気分になる。
大陸中を移動する宝石商のシヴァについて行きたかったんだけど、身重の僕は大事をとって白虎のシジュのところにお世話になっているんだ。
何故、白虎にいるのかって?
身を寄せるなら、別に麒麟山でも朱雀でもよかったんだ。
でも、ほら。
ここには先に稚児を産んだリューンがいて、同じオメガ同士色々教えてもらえるんじゃないかと思ったし、なによりシジュが青龍での一件で変に責任を感じてしまって、どうしても白虎でって聞かないから。
こうして至れり尽くせりの妊娠生活を満喫しているところなんだ。
………でも、あの日。
記憶はぼんやりしているけれど、青龍と白虎の交渉の切り札に使われたあの日。
あの時ほど。
お腹の中の稚児が無事でありますように、って神様に懇願したことはない。
発情で意識が混濁していたにも関わらず、あの場の重たい空気は肌に刺さるほど怖かった。
………僕は、死んでもいい。
でも、稚児が生まれるまでは………。
せめて、お腹の稚児には………。
お腹の外の明るい世界を見せてあげたくて。
明るい未来が待ってることを、教えてあげたくて。
何もかも限界だったんだけど、稚児だけは守りたかったんだ。
ーーー
「すまなかった……ミナージュ」
シジュを含む白虎の一行は本来の目的である交渉をすべく、泣き崩れた小碧とともに謁見の間を後にした。
取り残される形となった僕とシヴァは、青龍の王宮を後にして。
発情がまだ治らない僕を、シヴァがまるで宝物を抱えるように抱き上げるから、つい体を預けて。
ようやく宿屋の寝台にたどり着く。
「どうして……どうして、シヴァが謝るの……?」
「あんなに、苦しそうなミナージュ………初めて見た。………ミナージュと番になる時誓ったのに……〝この人の笑顔を絶やさないように〟って………。どこかで俺自身の慢心や過信があったのかもしれない」
シヴァがこんなに悲しそうな顔をしてるなんて………。
勝手に一人疎外感を抱いて、オメガであることを卑下していたのは僕なのに。
その心の隙を突かれてまんまと拐かされたのは、間違いようもなく僕で。
全て悪いのは、僕なのに。
そんな顔を、しないで欲しい。
シヴァにそんな顔をされたら………。
余計に、心が苦しくなる。
たまらず、僕の頬におかれたシヴァの手をそっと外して寝台から降りた。
「ミナージュ!!」
「僕のこと………もう嫌になった、でしょ?」
「え?」
「僕はシヴァに今、とても悲しい顔をさせてしまってる。それに発情の不可抗力とは言え、番以外のアルファにこの体を触られたなんて………。僕は番失格だ。シヴァに頼って、シヴァに甘えて………。なのに僕は………シヴァを、一つも幸せにしてあげられないんだもの」
気分が昂って、未だ燻る発情と相まって。
泣くつもりはなかったのに、あれだけ泣いたから涙なんか枯れていると思っていたのに。
………涙が、止まらない。
こんなにシヴァを好きなのに、愛しているのに。シヴァを悲しませたり困らせたりすることは、したくないんだ!!
僕はふと、お腹に宿った小さな命を思い出した。
シヴァにも、稚児にも、悪いことしちゃうな。
僕のせいで2人を離ればなれにさせてしまうんだもの………。
僕は、最低だ。
「ミナージュ!!」
雷鳴が如きシヴァの声が、僕の名前を叫ぶ。
空気が震えて、僕の腕に鳥肌がたって、一瞬突風が通り過ぎたかのように鋭くて………思わず見つめたシヴァの………他を圧倒する紫色の強い瞳や、ユラっと湧き立つ白檀の香りに、僕は一歩も動けなくなってしまった。
………唯一無二の、麒麟山のアルファ。
強くて、優しくて………。
僕の、僕だけのアルファ。
「………シヴァ」
ゆっくり僕に近づいて、その限りなく透明に近い紫色の瞳に僕を写すと、力強く僕を抱きしめた。
「………家族になるとか、番になるとか。俺、初めて分かった気がする。大事な人の笑顔を絶やさないのはもちろんだけど、苦労や悲しみを分かち合ってこそ、本物の家族に番になれるんだって。今までその柵がよく分からなかったんだ。なんで喧嘩をするのに一緒にいるのか、なんで悲しい思いをするのに一緒にいるのか。………今、ミナージュが抱えてる苦しみや、涙を流す原因を共有したい。一人で背追い込まないで………。俺はミナージュのためならなんだってできる!俺が、ミナージュの嫌な事を全部食べてあげるから!!………だから!!俺の家族で、番でいてほしい!!」
シヴァの声や包み込むように安心する体温とか、乾いた体や心に染み渡るように入っていって、広がって………。
でも、その言い回し。
優しくて殺生を嫌う、伝説の神獣みたいで。
僕は堪えきれずに、笑ってしまった。
「僕も………シヴァの嫌な事、全部食べてあげる」
「ミナージュ………」
「シヴァ………改めて、僕を番にして。シヴァだけの番にして」
シヴァの温かい手が僕の頬に残る涙を拭うと、ゆっくり唇を重ねる。
互いの体に腕を絡めると同時に、口の中で舌を合わせて………。
ドクンと心臓が音を立てたのを合図に、さらに気持ちも体も昂るんだ。
「んはぁ………シヴァ………シヴァ!……優しく……優しく……して」
「あぁ………分かってる」
2人して寝台になだれ込むと、僕はシヴァの体を離したくなくなかった。
ほんの僅かな間シヴァと離れいただけなのに、僕が感じていた時間は果てしなく長くて………。
今、こうして肌を重ねていることが奇跡なくらい、幸せなんだって思えたんだ。
ーーー
薄い青色の、遠くまで雲一つない澄み切った空に、白い小さな点が浮かび上がった。
その小さな点は段々と大きくなって、白い大きな鳥だということがわかる。
キィーヤァー。
空を引き裂き耳をつん裂く、白い鷹の鳴き声。
僕の頭上で大きく弧を描いて旋回し、ゆっくりとその高度を下げてくる。
その大きな足には、銀色の小さい筒をつけて。
………あの日と、同じだ。
「白華」
いつの間にか隣に立っていたシジュが、よく通る声で、頭上にいる白い鷹に呼びかけた。
その声に応えるように、白華は爪を大きく広げてシジュの肩口を捕らえる。
バサバサッ、と。
凄まじい羽音が響いて、僕は身を竦めて瞬きを多くした。
「シヴァから手紙だよ。ミナージュ」
シジュは銀色の筒の中から小さな紙切れを取り出すと、丁寧に僕に渡す。
「うん、ありがとう!白華、おつかれさま」
「白華、待ってて。今、羊肉をあげるね」
「ねぇ、シジュ。シヴァが明日には白虎に入るって!!」
「本当に?!意外と早かったね!!じゃあ明日は、シヴァの好きな料理をたくさんこしらえようね」
「うん!」
「あと、青龍と白虎を結ぶ隧道も順調に進行してるって!」
「さすがシヴァだな。こう言った第三者的視点で観察してくれるのって、シヴァくらいしかいないから本当に助かる」
いつも穏やかな、シジュ。
こんなシジュと番になれるなんて、リューンは幸せ者だ。
でも、僕だけは知っている。
シヴァに抱きしめられながら、だんだんはっきりしてきた意識の中で、シジュのその姿は鮮明かつ強烈に瞼に焼きついたのだから。
リューンの名代として、青龍の小碧とやり合ったシジュ。
驚くほど冷静で大人で、疑いようもないアルファで。
そして、あの時。
シジュは絶対に、小碧に対して堪忍袋の緒が切れていたはずだ。
いつもはアルファ離れして、小さくてかわいくて………少し頼りなげなシジュだけど。
いざとなったら、その小さな体に秘められた力を爆発させて………。
これ以上ないくらい、頼りがいがあって、格好よかったんだ。
………まぁ、この事は僕とシヴァだけの秘密なんだけどね。
名代としての本来の目的である青龍と白虎をより安全に迅速に往来できるための〝隧道〟も、ちゃんと合意を得る事ができたのも、シジュの力なくして実現はしなかったんだ。
「これで、青葵様も気兼ねなく青龍に里帰りできるようになる。………僕はそれが一番嬉しいんだ」
「そうだね。小碧も、これで安心するね」
………小碧。
弟の青葵を思うが故に僕を拐かしたのは、まだ許せないけど………僕は、小碧の気持ちがわかる気がした。
だって、僕だって。
白虎に輿入れをしたシジュが心配で、白虎に乗り込んじゃったくらいだし。
でも………発情した僕にも決して理性を失わず、冷静に対処してくれた小碧には、本当に頭が上がらなくて………本当は、すごく優しい方なんだって思ったんだ。
それに、あの。
僕も好きなあの漢詩を、青葵に送られてるなんて………。
きっと、本当に大切に青葵を思ってるに違いない。
「牀前看月光
疑是地上霜
擧頭望山月
低頭思故郷………か。早く実現するといいね」
「うん、確実に。近い未来だよ」
そう言って庭の止まり木に白華を乗せたシジュは、羊肉の塊を白華に与える。
決して、出しゃばることはないけど。
リューンのために最前を尽くすシジュが、僕は眩しいくらいに誇らしくも、羨ましくも見えた。
僕も………シジュみたいに。
シヴァが大陸一の幸せ者になれるくらい、シヴァを支えていけたらいいんだけどなぁ。
「………リューンは、幸せ者だね」
僕が何気なく呟いた言葉に、シジュが「どうして?」と明るく返した。
「番にも恵まれて、かわいい元気な稚児もいて。僕もシジュがリューンを幸せ者にしたみたいに、シヴァを幸せ者にできるかな……?」
「何言ってるの?ミナージュ」
「え?」
「ミナージュもシヴァも。2人は、すでに幸せ者じゃない!!」
シジュは太陽のように眩しい笑顔をして僕に言ったんだ。
「近くにいても、離れていても。ミナージュとシヴァが繋がっているのは一目瞭然じゃないか。
………それを運命って言うんだろうね。出会うべくして出会った………まさしく麒麟のようだ。シヴァが麒麟の麒で、ミナージュが麒麟の麟。疑いようもない、この上なく幸せで、最強の運命の番だよ。ミナージュ」
その瞬間………ドクン、って。
シジュの言葉に返事をするように、僕のお腹から鼓動が聞こえた。
ともだちにシェアしよう!