6 / 65

第一章・6

「うぁ! あぁん! 痛ッ! や、め……ッ!」 「すっげぇ締め付け。ヤバい、すぐイッちゃいそうだ」  無理やり奥まで挿れてしまうと、その後は獣のように都を貪った。  その蹂躙に、都は歯を食いしばって耐えた。 「っく、うう! はッ、くぅう、うぅう!」 「あ、出るッ! なぁ、夏目。中出ししていい?」  いやだ、というのは簡単だった。  だが、都はこの先のことを考えていた。 (僕は、ビジネスで身体を売ったんだ。弱味を見せちゃ、ダメだ!) 「な、中出しなら、プラス2千円!」 「ちゃっかりしてるなぁ。いいぜ、2千円上乗せ!」  すぐに、生温かい精が都の体内に注がれた。 「う、ぐぅーッ!」  全て出し尽くしてしまうまで肌を擦り付けて来る男子生徒は、都にとってはただの7千円にしか見えなかった。

ともだちにシェアしよう!