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20ついにオトナになりました!? ─雷─⑩※

「たまんねぇ……挿れてるだけでイきそうになんのは初めてだわ」 「うぅぅ……ッ! うぅぅッッ……?」  しみじみ呟いた迅の魂胆が、やっと分かった。  チン○をモミモミされてると、単純な俺の体は〝苦しい〟から〝気持ちいい〟に変わる。  背中を丸めた迅が、「ギューは出来ねぇけど」と呟きながら俺のちっさい乳首をキュッと摘んだ。それだけじゃなく、指の腹でクリクリ捏ねられると全身がビクビクンッと震えた。  チン○、乳首、アナルの三方向から怒涛のように攻められた俺は、喋るなんてもってのほか。  気持ちいいのか苦しいのか分かんねぇ快感の渦に、あっという間に飲み込まれた。  結果、迅様を受け入れて緊張しまくったアナルはちょっとだけゆるむ。その隙に、迅様がどんどん侵入してくるって寸法だ!  ぜんぶ丸見えは恥ずいから薄暗い照明にしてくれ! ……なんて今さら言えないウブな雷にゃん相手に、ちょっとばかしやり過ぎでないかい、迅さんよぉ……! 「変な声出てっけど、雷にゃんはいつもいつでもクソ可愛いな。乳首触っただけで体痙攣させるし。マジいじめ甲斐ある」 「ふぁッ……♡ あ゙ぅぅ……ッッ」  ガチで初心者コースに変更してほしいと思ってる俺のささやかな願いは、きっと聞き届けられることは無え……。  何しろ迅のヤツ、俺がこんなにヒーヒー喘いでるってのに、今世紀最大かってくらい機嫌がいいんだぜ。 「……ここも、最高」 「ひぇぇッ……♡」 「コラ、フニャってねぇで三回目ファイト」 「イケボで、チン○に、語りかけるなッ!」 「とか言って、雷にゃんのチン○復活してんぞ。スパン早えのにすげぇな、このカウパーの量」 「なッッ……!? おまッ、ンなこと言うなよ! 恥ずいだ……ふぁ……ッ♡」 「いやでも言わねぇと分かんねぇじゃん? 雷にゃん俺見てピヨピヨ鳴いてるだけだし。教えてやってんだよ、今日も健康優良児だってな。俺ってなんて親切なんだ」 「あぅッ♡ あ、あのなぁッ、言わなくていいこともッ、あんだぞ! ンぁッ……♡」  俺をいじめてめちゃめちゃ楽しそうな迅は、ピンク色の乳首を指で引っ張って、カウパー垂れ流すチン○を扱きながら、ぬぷぬぷっと迅様を挿入させて……笑ってる。  どんどんアナルを拡げられてる俺はとにかく迅様に慣れるのに必死で、ニヤつく迅に触ることも出来ねぇのに。  意地悪ばっかするな! と、睨みで抵抗してもみたんだ。  でも迅は、それでも嬉しそうだった。むしろぜんぶ攻めが激しくなった。  男ってのは甘い刺激に弱え。ましてや俺みたいにウブウブだと、体は素直すぎる素直くらいだ。  耐えられるはずないだろ?  チン○へのダイレクトな刺激とか、すっかり開発されちまった敏感な乳首をこねくり回されたりとか、足おっぴろげて彼ピッピの大蛇を受け入れたりとか。  苦しいと気持ちいいの真ん中の言葉を、誰か教えてくれ……! 「……ッ。おい、もうイきそうになってんじゃねぇよ。マジで俺のチン○食いちぎる気か」 「いや待てッ、誤解だ! 食いちぎるもなにも、俺は……あ゙ッ……! 穴の制御なんか、出来ねぇんだよ!」 「制御ねぇ……」 「あッ♡ んぐッ……! ひぁッ♡ くッ……!」  わぁぁん……ッ! ぜんぶ攻めは刺激が強えって言ってんじゃんー!! 思ってただけで口には出してねぇけど察しろよー!!  乳首コリコリされて喘いだら迅様侵入に呻かされ、チン○シコられてまた喘いで、そしたら油断ならねぇ迅様が狭いナカをこじ開けて進軍。  俺にどうしろってのッ? てか俺はどうしたらいいッ?  身動きが取れない状況で、ズブズブッとさらに迅様が押し込まれた感覚に呼吸を止めてしまう。 「ひぅッ……ッ!」 「雷にゃんはこのままでいい。セックスになんか慣れなくていい。っつーか余計な事は考えるな」 「へッ……?」  胸元を擦られて目を開けると、ご機嫌だった笑顔がニヒルな方に変わっていた。  デッカいベッドの真ん中で俺を貫いていながら、マジトーンでそう言った迅はキザに髪をかき上げて俺を見下ろす。  ジッとされると、摩擦なのか何なのかお尻が燃えるように熱く感じた。  初体験で穴の制御なんか出来るかーい! と普段ならノリ良く返せんだけど、迅に言われなくても今の俺に余計なこと考える余裕は一切無えよ。  迅様が侵入してきてからずっと思ってることならあるけど。  〝俺のベスポジはいずこ。〟  〝迅の「気持ちいい」ってホント?〟 「雷にゃんがセックスにハマったら大変なんで」 「ひぅッ♡ な、なんでッ? 俺は、今日を皮切りに迅のテク盗むつもりだぞッ! 迅にも気持ちよくなってもらいてぇもんッ!」 「お前は良からぬコトを思いつきそうだからダメ」 「えッ!?」 「図星だろ」  なッ……なんで分かったんだッ!? 俺が迅のテクを盗じまえば、しばらく迅は俺に飽きたりしねぇだろって考えたこと……!  こんなキツキツアナルじゃ、チン○を食いちぎられる恐怖ばっか迅に与えちまう。  そこでだ! 俺は迅の百戦錬磨のテクを盗みに盗んで、脱マグロ・脱ノーテクを実行したい!  今は、迅様の迫力に圧倒されて泣いてる俺だけど! いつかは迅のこともヒィヒィ言わせたいもんな!  「待ってろよ!」と迅にガッツポーズして見せた俺は、ここ一番のキラッキラな目をしてたと思う。  だが迅は、そんな俺を冷ややかに見下ろすと、狭いナカをえぐるようにしてグチュッと少しだけ強引に入ってきた。  ……すんげぇ意地悪なツラして。 「んぐッ……!」 「俺を気持ちよくさせてぇけど、ホントにテクが身についてるか不安だから別の男で試してくるー! ……とか平気で言いそうだよな、雷にゃん。だから、セックスにハマってほしくねぇなって思った」 「にゃッ!? はぅッ……!」  それはマジで良からぬコトだ!! 俺はまったく逆で、〝迅のための良きコト〟を考えてたのに!  なんで俺が、他の男とお試しエッチするとかいう発想になんの!? 迅を喜ばせてぇからエロテク覚えたいって言ってんじゃんッ?  それこそ〝ほんまつてんとう〟っていうやつじゃね!? ──言い返そうにも、俺のフニャチンをその手腕で見事に復活させた迅の手つきがヤバかった。  おまけにトロ甘エロイケボで、いかにも「今から激しくしますよ」と言わんばかりに腰の下に枕入れられて、かつゆっくり抜き挿しなんかされてみろ。  ……ドキドキすんだろ。 「俺は最終確認したはずだ。マジでいいのかって」 「ひぁッ……! ひゃッ♡」 「ヤッちまったら、マジで雷にゃんのこと離せなくなるって分かってたから、確認したんだ」 「んくッ……ンンッ♡」  これが噂のピストン……!  枕二個分で浮いた俺の桃尻を、迅がギュッと鷲掴む。そのままナカをズチュッ、ズチュッと迅様で擦られて、俺は声にならない声を上げた。 「ふぁッ♡ ぅぐッ……! ンッ……!」 「ガチで、俺は別に雷にゃんとのセックスにビビってたわけじゃねぇんだよ。タイミング悪りぃから無理して今日にこだわんなくてもいいだろって、俺言ったよな? 拉致られた後に、まさかセックスせがまれるとは思わねぇじゃん」 「あぁ……ッ! だめッ♡ バカッ! ンな早く動かしたら……ッ!!」  ベラベラ喋りながら腰を振るなんて、よくもそんな器用なことが出来るもんだ。  迅が動く度に、アナルが熱い。痛くは無えが全身に力が入る。  やめてほしくねぇのに、「バカッ」「やめてッ」と掠れた声でかわいくないことを言った。  だって俺、だめです。もう限界です。  三回目の発射待機に入ったチン○を、迅がしつこくいじくり倒すから……気持ちいいと苦しいのコンボが同時に襲ってきて、ワケ分かんねぇんだ。  このままじゃ、やらしい息づかいの迅が俺でイこうとしてる重要シーンを見逃しちまう。  でも、でも……ッ。 「はぁッ……♡ うッ……! ンッ♡ 迅……ッ♡ 迅──ッ」  目を開けてらんなかった。  三回目の射精は、一瞬マジで遠くに飛んだ。  迅が俺の絶頂を促しながら、ギシッギシッとマットレスを沈ませるたびに下半身に熱が集まっていった。  ナカがヤケドしそうなくらい熱くて、反ってた背中が痛かった。  太ももエッチとは違う。  何もかも違う。  俺がイッたのは、自分の腹が濡れたから分かるんだけど。  迅は……? 迅はイッた……?  聞きたくても、声が出せねぇ。瞼も開けらんねぇ。  迅、お前のやらしい吐息は耳が犯されちまうから、何か言えよ。なんでもいいから……。 「──あーあ。雷にゃんはもう、俺から逃げらんなくなったな」 「……ッ、ふぁ……♡ ハハッ……♡」  真っ白な世界にふよふよ浮かんでた俺は、迅から強めにほっぺたをプニッとされても痛くも痒くもなくて、ただバカみたいに笑って返した。  気持ち良かったってより、あったかい迅様がナカにいることがシアワセだって思いが強くて。  頭のどこかで、「それは迅も同じじゃん」って思ったりもして。  何言ってんのって、笑った。  だってさ、気付いてる?  迅も、もう、俺から逃げらんねぇよ。  バーカ♡

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