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あらあらと……2話
アキラさんの指……が動いてる。
髪を撫でてくれるあの指が俺の中にあって、グニグニって動く。
「やっ、」
ビリッといきなりきて、身体が動く。
「ここ……やろ?ユノの気持ち良かとこ」
アキラさんが俺を上目使いで見てくる。
「……んっ」
確かにビリッとくるとこ触られると気持ち良くなる。
「もっと……してほしい?奥まで」
「して」
「ふふ、顔が赤くて可愛かよユノ」
アキラさんは俺の顔に近付いてキスをしてきた。軽いキス。
「じゃあ、続きはベッドでしようか?」
「うん」
アキラさんの指が抜かれて……抜かれるとき、ちょっとゾクッときた。なんか、ここって感じるとこなんや……汚いけど、出す専門だって思ってたから。
でも、やっぱ抵抗はまだある。洗えば綺麗だよとか言われてもね。指ならまだいいけど、そこ舐められたりするのは……。なんて考えながら立ち上がって、湯船から出ようとアキラさんにお尻を見せる感じになっているのに気付いたのはお尻をぐいっと掴まれたから。
「ちょ、アキラさん!!」
驚いて振り返ろうとすると、腰を掴まれた。
「ユノの可愛いお尻みたら……やばい」
えっ?何がやばいんですか?けつ毛でも生えてきてる?
俺はそんな事を思ってしまったけれど、アキラさんは俺の腰を掴んで前へ押す。
「ユノ、そのまま壁に手をつけて」
「えっ?」
「いいから!」
アキラさんに言われて両手を壁につけた。すると、ペロリとお尻を舐められた。
「ひゃ!」
変な声が出た。そして、その後にもっと声を出してしまう事態にいい!!アキラさんが俺のお尻を舐めてきた。
「やっ、だめ!!」
思わず声が出てしまった。
だって、さっき、そこの事を考えていて……やっぱ、汚いって思ってて。なのに……アキラさんは俺の尻をぐいっと広げるようにして俺がダメって言ってるのに舐めてて、「やっ……あっ、」汚いって言おうとしてるのにガンガン舌が攻めてくる。
「あっ……やあっ……」
中にアキラさんの……それを考えるだけで顔が熱くなる。
そして、いきなりぎゅっと俺のイチモツを掴まれて、そのまましごかれた。
「やあっ!!」
あっという間……ってこういうこと?
数回、擦られただけなのにイッてしまった。
俺は荒く息を吐いて……そこに立つのがやっとだった。なんか、足がガクガクする。
「ユノ……」
アキラさんから名前呼ばれて、後ろに引っ張られた。俺は力なく後ろに倒れるけれどアキラさんが抱きとめてくれた。
「イッちゃったね」
イッちゃったっていうかいかせられたって言うか……俺は返事をせずにいたら、抱き上げられた。
「続きはベッドだったよな」
お姫様抱っこして俺に微笑むアキラさん。
「なんか……ずるい」
「ふふ、何が?」
「……もう!しりません!意地悪なんだから」
まさか、いかせられるって思っていなかったから俺はなんか拗ねてしまった。
「ふふ、かーわいかねええ、ほんと、ばり可愛いかよ」
なんだか嬉しそうなアキラさんに連れられて俺は風呂を出た。
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