54 / 133

そよそよと……6

「それでトイレか」 ううっ、はい。………と、俺は頷く。 アキラさん、あきれたかな? しかも、黙っているし……何か言ってアキラさん? 居心地悪い空気の中に居るのは耐えられそうにもなく、どう切り替えそうか悩んでいたら、ヒョイと抱き上げられた。 「ちょ、アキラさん!」 「俺が気持ち良くしてやっから」 そう言ってアキラさんは俺を寝室へ運んだ。 ベッドへ降ろされて、スエットを脱がされた。 恥ずかしいから押さえたかったけど、今更なんだよね…… チンコ勃ってんの見られたし。 スエット脱がされてアキラさんの視線が俺のチンコに…… ううっ、かなりの羞恥プレイ。 「下着脱がすよ?」 改めて聞かないで欲しい!どうせ脱がせるんだから。 めっちゃ、恥ずかしい。 身体を少し起して頷くと、アキラさんの手が下着を掴む。 スルリと脱がされ、勃起したチンコが露わに…… そこを見つめるアキラさん。 「は、恥ずかしいよ!」 顔が熱い!!めっちゃ恥ずかしい。 「恥ずかしいなら、目をつぶってろ……すんげえ、気持ち良くしてやるから」 アキラさんは起こしている俺の身体を寝かせる。 恥ずかしいから俺は素直に目を閉じた。 「イイコだ」 そう言われ、アキラさんが動く気配。 そして、チンコに手の感触。 ビクンと身体が反応。 「ユノ、力抜いて……怖くないから……大丈夫!」 優しい声。 「うん」 アキラさんならいい。 アキラさんなら怖くない。 俺が返事をしたから、アキラさんは手を上下に動かしだした。 力加減も丁度良くて、上下に動かされただけでも、息が少しづつ上ってきた。 さするだけで、どうして気持ちいいんだろ? 「んっ……」 息と一緒に声も漏れる。 アキラさんの動かす手が次第に早くなる。 「んっ、んっ、んっ、」 だめ…声が出る。

ともだちにシェアしよう!