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そよそよと……18

アキラさんの息遣いが荒い…… それって興奮してるの? 俺なんかに……興奮してくれるんだ…… 恥ずかしいけど、嬉しいかも。 アキラさんはキスを何回もして……そして、俺が着ているシャツのボタンを外してきた。 うひゃあ!! 裸はとっくに見られているけれど、こうやって改めてボタン外されながら裸にされるのって結構……ううん、かなり恥ずかしい!! やばい!マジで恥ずかしい!! 顔が熱いよう。 ボタンが4つくらい外されて、シャツをずらされた。そこにアキラさんの唇がちゅうってきた。 ちゅううう!!って吸われている。 「あっ……」 吸われたからなのか思わず声が出てしまったよ。 吸っていた唇は鎖骨あたりもちゅっ、ちゅって……そして、ボタンが下まできた。 ボタン外しながらチュウもしていくアキラさん。だから、どこまで脱がされているか分かる。 お腹辺りに唇が…… うひゃあ!!その下は……その下は…… 俺はふと、気付いた。 電気ついたまま…… えっ、えっ?電気ついたままなら俺の全貌が見られ……いや、もう見られてるけれど。 俺の今の顔も見られちゃうって事だよね? エッ、エッチしてるとこも全部…… うわあああ!!マジで? 「アキ、アキラさん電気!電気ついてます」 思わず言葉にしてしまった。 キスをしまくっているアキラさんが身体を起こして俺を見下ろす。 「ユノ顔が真っ赤」 そう言って優しく微笑む。 「だ、だって恥ずかしいもん」 「さっきまでお風呂一緒やったとに?」 「そうだけど……シャツ脱がされて裸になるのばり恥ずかしかって気付いたと」 「可愛いなあユノは……でも、もう遅い……ボタン全部外したから全て見られてる」 その言葉に俺は恥ずかしくなって「やっ、」なんて顔を隠した。 くそう!顔が熱い。 「こら、顔隠すな」 「やだ!ばり顔赤いもん」 「良かけん見せろ」 アキラさんは俺の腕を掴んで顔から外す。 片手でしか隠せなかったけどさ。 「ユノ……本当、可愛い」 アキラさんは俺の唇にちゅってキスして離れた。 「お前、本当、エロい」 アキラさんは何度も俺にキスしてきて、そして、「よし!寝るか!」と言った。 「はっ?」 思わず本音が出た。 「しないの?」 これも本音。 「治るまでしないって言っただろ?」 「そうだけどお……」 俺、ぶっちゃけ覚悟してた。 痛いとか考えないようにしてアキラさんに気持ち良くして貰えたらって……あと、俺でアキラさんが気持ち良くなればって。 「拗ねた顔してる可愛い」 「へ、ヘビの生殺しデス!」 俺は何を言っているのだろう? 「ユノ……そんな顔ばするとイタズラしたくなる」 アキラさんの言葉に俺はどんな顔をしているのだろうと思った。 「し、してください!」 俺は力んだ。 そしたらアキラさんが笑い出して、「じゃあ、少しだけしちゃる」ってお腹辺りにキスしてきた。 そして、生暖かい感触というかヌルヌルしたものが身体を這ってきた。 ヌルヌルしたもの…… アキラさんの舌。 アキラさんの舌は下半身に…… 下半身……俺のチンコがあるとこ…… うわあ!!恥ずかしい!やっぱ、恥ずかしい。 パクンとアキラさんが俺のチンコを咥えた。

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