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ゾクゾクと…… 17話

「んんっ」 どうしよう……気持ちいい。 アキラさんの舌は気持ち良い所を知り尽くしているみたいに刺激してくる。 穴にグリッと入ってきた。 「ああっ、」 身体がビクンって動く。 しばらくすると指がまた入ってきて中をグリグリって動かされる。 「あっ、あっ、あっ、」 声と身体の動きが止まらない。 いま、どうなっているのだろう? どうされているのだろう? 俺は目を開けて身体を少し起こす。 広がった両脚の間にアキラさんの頭。 それが動いていて、動く度に刺激がくる。 ぐっ!と奥に指が当たり、ビリリと刺激がきた。 「やっ」 思わず声が出た。 どうしよう、凄く気持ちいいんだけど? アキラさんを見ていると顔を上げから目が合った。 ううっ、恥ずかしい。俺、今どんな顔をしてんのかな? 「ユノ……凄いトロトロな顔してんね」 マジか!! アキラさんは心でも読めるのか俺の表情の説明を。 トロトロな顔って何?どんな顔? 「アキラさん……」 「気持ちいい?」 「はい……俺……どうにかなりそう」 「ほんと?じゃあ、もっとどうにかしちゃるよ」 その後直ぐにお尻がググとさっきより広がる感じがした。 「指、3本入ったぞ」 えっ……3本? だから、広がった感じするの? 穴がじんじんしてきた。 おっきいのをする時とまた違う感じ。 こんな時にそんな事考えるなんて俺も色気ないよね。 指が動くのも分かる。 出し入れされている……凄い。 そして、冷たいなにかも感じた。 「なに?」 冷たかったから身体がびくってなって思わず聞いた。 「ローション足してるんだよ」 「ローション?」 「滑らせないと入らないだろ?」 何が?と思ったけれど、ああ、指……ね? 「ユノ痛くない?」 アキラさんは動かしてながらに聞く。 「はい……大丈夫です」 でも、変な格好だよね……脚広げて……。 穴弄られてる。めっちゃ恥ずかしい。 「アキラさん……」 「どうした?痛い?」 「ぎゅってして下さい」 「えっ?」 「寂しいからぎゅってしてください!」 俺は何を言い出すんだあ!! 恥ずかしいから変な事を口走ってしまった。 するとアキラさんは穴を弄るのを止めると俺に覆い被さってきた。 そして、ぎゅっと抱き締めてきた。

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