95 / 133

ゾクゾクと…… 20話

「ユノ、ガン見し過ぎ!」 アキラさんに言われたけれど、俺はそこから目を離せなくて、触れる程の距離にきた時につい、手を伸ばした。 「ユノ?」 名前を呼ばれた時には俺はアキラさんのを口にパクンと咥えていた。 だって……目の前にくるから。 そんな簡単な理由……じゃない、本当は。 好奇心。 しゃぶったらアキラさんどうするかな?って。 下手くそな俺のフェラを感じてくれるかな?って……そんな好奇心。 「ユノ……」 アキラさんの手のひらが俺の頭を撫でる。 撫でられながら俺は懸命にしゃぶった。 こんな感じかな? アキラさんが俺のをしゃぶる時を思い出しながらに……。 「んんっ……」 アキラさんの声。 俺の口の中のアキラさんのチンコもピクピク動く。 こんな動きするんだ……。 すると、アキラさんの腰が動きだした。 「ユノ……あっ……」 チラリと視線を上にすると、俯いて艶っぽい目で俺を見ているアキラさんと目が合った。 すげえ、色っぽい。 頬が赤くて……えろい。 続けていると「んっ」と大きくアキラさんの身体が揺れて、口の中に生温かくて青臭い匂いがひろがだった。 少し酸味がある、それを飲もうとしたら「ユノ!」と口を無理矢理こじ開けられたけれどもう飲んじゃった後で、「ダメだろお!」と怒られた。 「だって」 怒られてしょんぼりする俺。 「本当、ユノにはびっくりするよ」 アキラさんは頭を撫でてきた。 「下手だった?」 「ばか!下手だったらあんなに早くいかないだろ?」 アキラさんはベッドに座ると俺を抱き寄せた。 「気持ち良かったよ」 「ほんと?」 「でも、飲んじゃダメだ!お腹痛くなるんだぞ?」 「アキラさん、飲むじゃん!」 「俺は胃腸強いから大丈夫」 「なにそれ?」 「ユノ……可愛い」 アキラさんは俺を抱きしめたまま、ベッドに寝転ぶ。 「まあ、ギンギンのやつ突っ込むよりも少しフニャチンの方が入れやすいかもな」 あっ……!! しまった、いかせてしまったから……勃起するまで……あわわ!!俺ってば! 「ユノの中に入ると直ぐに勃つだろうな」 アキラさんは俺にキスしてきて、舌を絡ませて激しいチュウした後に「自分の精子って不味いな」と呟いた。

ともだちにシェアしよう!