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ゾクゾクと……22話

本当にセックスしているんだ……ってやっと本気で思った。 そしたら、一気に背中のゾクゾクがきて身体がビクビクって……。 アソコにアキラさんのが……。 つい、そこに意識が行ってしまう。 広がるの?大きいのにアキラさんのは……。 でも、まだ痛くはない。 ただ、広がっているのを感じるだけ。 「……俺のまだ少しフニャチンだから入りやすいと思う……痛くない?」 アキラさんはさっきから痛くないかと聞いてくる。優しいなあ……。 俺は頷く。 ずんずんって指より大きいのが俺の中に。 「半分入った」 半分?半分も入ったんだ……すげえな穴。広がるんだあ! 俺はつい、感動してしまった。 そして、ズンっと奥に刺激を感じた。 「あっ、」 指で刺激されるよりも大きい衝撃と身体中のゾクゾク。 体験した事がないものだった。 「ああっ……」 俺の身体は仰け反る。 「奥までいったぞ?」 「ん……っ……奥……にきた」 「気持ちいい?」 俺はゾクゾクが凄く気持ち良くて頷いた。 「少し動くぞ」 アキラさんはそう言って俺の腰を持つと前後に俺の身体を動かした。 すると、穴にズルズルした感触と奥に何度もくる刺激で気持ち良さが襲ってくる。 何これ? めっちゃ……気持ちいいえ……。 「あんっ……あっ……はあ……」 何か、俺、ゲイビに出てた男優みたいな声出してない? 意識しなくても出るんだ……あれって作り物の声だと思っていたけど、出るんだ。 じゃあ、あれって演技じゃないんだあ。 だって、入ってたもん。 痛いのかと思ってた……。 だって、肛門にチンコとか拷問じゃん! あ、肛門と拷問をかけたみたいになってる……。 って……何考えてんの俺は。 でも、色んな事考えていないと頭が真っ白になりそうだもん。 「あっ……ユノ……」 アキラさんの声とギシギシとベッドがきしむ音が耳に届く。 すげえ、俺はセックスしてる。 アキラさんとセックス……!!! 背中のゾクゾクは止まらない。

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