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アツアツと……

ズンっ!!と大きな衝撃がきた。 「あっ!!」 俺は顔をシーツに埋めた。 何か……すごいのがきた……。 俺の身体が激しく揺れているのに気付く。 そして、パンパンって音。 ベッドのきしむ音じゃないよねコレ……。 「あっ……はあ……ユノ……」 ハアハアと荒々しい息遣いのアキラさん。 やがて、パンパンの音が俺のお尻とアキラさんの股間全体の肌とがぶつかって音が出ているって気付いた。 こ、こんな音するだあ……。 身体が前後に揺れて後ろから刺激がくる。 奥を突かれているから、ほんと……頭が真っ白になりそう。 アキラさんが俺の腹に両腕を回してきた。 後ろから「ユノ……俺の動きに合わせて身体動かせる?」と囁かれた。 ゾクッとした。 アキラさんのイケメンボイスがさらに色っぽくなっていて俺は頷くしかない。 そして、アキラさんが腰を動かしてきたから俺も……すんげえ、下手くそだと思う。 自分でもヘコヘコ動いているなって……。 「ユノ……可愛い」 真後ろでの声は反則。その声でまたイきそうだよおお!! って、マジでイきそう……。 「アキラさ……おれ……いく……」 俺は力が抜けてシーツにガクンと倒れそうになった。 それをアキラさんがガシッと支えると、一緒に起き上がった。 すると、ズンっ……って奥に衝撃がきた。 「やあ……ふかっ……」 深いとこに衝撃がきた。 俺は両足をアキラさんに持ち上げられて……えっ……何この格好? 何か小さい子がトイレでオシッコさせて貰っているような格好になってる。 「や、この格好やだあ」 めっちゃ恥ずかしい!! 「ユノ……もっと気持ち良くなるよ」 「……もう気持ち……いい……おかしくなる」 力が抜けて俺はもう……ダメだ。 股間が熱くなって、俺のチンコが我慢出来ずにぴゅって精子出しちゃった。 マジでオシッコしたみたいな気分になってしまった。恥ずかしいいいい!! 「アキラさ……」 アキラさんの意地悪って言おうとして振り向いたらキスされた。 そして、そのまま……仰向けに寝かせられた。 チンコ……抜けた時はちょっと声が出て、そして、また入ってきた時も声が出た。 アキラさんの顔が見える。 しかも色っぽい。 「エロい……顔……アキラさん」 俺はアキラさんの顔に手を伸ばす。 「ユノの方が数倍エロくて可愛くて色っぽいよ」 アキラさんは口がうまい。エッチも……。 「ユノ……もう少し頑張れ」 何が?と思った。思った瞬間、激しくアキラさんが動いた。 「あー!!!」 俺は雄叫びをあげてしまった。 ギシギシとパンパンと音が沢山聞こえて、その内……聞こえなくなってしまった。 ◆◆◆ 「ユノ……?」 アキラさんの声に目を開けた。 「良かった……身体平気?」 「えっ?」 心配そうなアキラさんの顔にどうしたんだろう?と思った。 「ユノ、途中で失神しちゃって……ごめん、激しくして」 アキラさんが謝ってくる。 「失神?嘘!!まじで?」 「うん、俺がユノの中に射精した後に気付いたらユノが意識無かった……ごめん」 ええっ!!なにそれ?恥ずかしいやんけえ!! 「う、嘘!!俺、どれくらい意識無かったですか?」 「1時間」 うわあ!!俺ってば!! 「ご、ごめんなさいアキラさん」 「何でユノが謝るの?酷くしたのは俺なのに?」 「ううん、酷くなかった……むしろ、気持ち良くて……頭真っ白になった」 「痛くない?」 「ないです」 「そっか……良かった」 安心したようなアキラさんの顔。可愛い。 「風呂沸かしたんだ……中出ししちゃったから」 「中出し……」 女の子にやると妊娠しちゃうやつ? マジかあ……。 「洗ってあげる」 アキラさんはベッドから降りて俺を抱き上げた。 「あ、歩け……ると思う」 歩けますじゃなくて思うって言ったのは力が入らないのに気付いたから。 「歩くと垂れてくるよ?」 「えっ?」 「俺の精子」 ぐはっ!!!生々しい!! 「じゃあ、お願いします」 俺は素直になってお風呂に連れて行って貰った。

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