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【紅葉19才の誕生日 3】※R18

車内で眠ってしまった紅葉は自宅に着いてもなかなか目を覚ましてくれなかった。 「紅葉、起きて。 …ったく。こーして寝顔見てるとまだまだ少年…こども?って感じだな…(苦笑)」 凪は仕方なく紅葉を抱き抱えて自宅へ入った。 平九郎が心配して寄ってくるが、紅葉が眠っているだけだと分かるとすぐに定位置へと戻りゴロゴロし始めた。 平九郎も1日外で遊び、疲れているらしい。 そのまま階段を上がり寝室へ運ぶと、目を覚ましたらしい紅葉に抱き付かれる。 「起きたの?風呂入る?まぁ、夕方シャワーしたし、朝にする?」 「…朝でもいい?」 「いーよ。寝るの?」 「もうちょっとギュってして。」 「はいはい。」 「お着替えも…」 「それは脱がせていいってコト?」 「ん…。」 シャツに手をかけて、キスをしようとしたところでハッとして勢いよく身を起こす紅葉。 ゴチン…と、凪と額がぶつかる… 「痛ってぇ…っ!(苦笑)」 「いたた…っ! ごめんね…っ! 歯磨きしてないよっ!」 「今度こそ起きたんですかね…? ってか、お前石頭だな…!(苦笑)」 「赤くなってるっ! 冷やさなきゃ…っ!」 どうやら完全に目覚めたらしく、紅葉は慌てて凪の手を引いて階段を降りていく。 凪の手当てをしている間にお風呂を沸かし、もらったビールやお土産のおかずを冷蔵庫へしまう。 歯を磨いてからお風呂でイチャつく2人…。 紅葉は凪の額にキスを落として腫れていないかを確認した。 「大丈夫?」 「なんとか…(苦笑)」 「ごめんね。 寝ぼけて…! しかも運んでくれたんだね。 重かったでしょ?」 「まだ余裕。 今日さすがに疲れた?」 「うん、でも充実してて楽しかった! 今年もお誕生日に凪くんと一緒にいれて幸せ。」 「かわいこと言って…! ね、今日も抱いていい?」 「…凪くんだって疲れてるでしょ?」 「疲れてるとしたくならない?(笑)」 イタズラに笑って紅葉の首筋に顔を埋める凪… 「えー? そうなの? ん、いいけど…っ!」 そのままバスルームで抱き合う… 「ぁ…っ!んん…っ!」 「体勢キツくない?」 「うん、大丈夫…。」 一度湯船から上がって、立ったまま後ろから繋がる。紅葉は少しキツい体勢になるが、ゆっくり中を拡げながら胸や腰のラインを愛撫していくと次第に蕩けていく。 「んっ! ァ…ーっ! や、ぁっ!あ…っ!」 「紅葉、好きだよ。 今日も最高…っ! …激しくしていい?」 コクコク頷く紅葉の腰をしっかりと自分の腕で固定して腰を打ち付けていく凪。 「ァ…あー…っ! アァッ! 好きっ。凪くん…好き…っ! あ、いい…っ!いくっ! また…っ!きちゃ…っ、ぁ…っ!」 「くっ…!」 前と後ろで達する紅葉に堪らず凪も中で熱を放つ… 崩れ落ちそうになる紅葉を支えて、正面から抱き締めてキスを繰り返した。 そのまま前に触れてくる凪に紅葉が手を掴んで止めようとするが…凪の動きは一気に追い上げる勢いだ。 「ん、ん…っ! やっ、もぉ…無理…っ!」 「…イって。」 「あ、あッ! んーっ! ャ、ぁーっ!」 昨夜の仕返しなのか、立て続けに紅葉をイカせて満足そうな凪…。 「来年の誕生日は一緒に酒飲もうね。」 「う…ん…っ! やくそく…」 紅葉は重くなる瞼を半分閉じながらそう答えたのだった。

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