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【文化祭 2】※R18

タオルで拭いてもらって、凪からの口付けに応えながら、紅葉は彼の首に腕を回してギュっと抱き付いた。 「ん? なにー?」 すり寄る紅葉の背中を撫でながら凪は優しく聞いた。 「んと……ね。」 もじもじと凪を見つめながら彼の鍛えあげられた肩や腰に手を滑らせていく紅葉。 「ふ…っ。 何? …やっぱり欲しくなっちゃった?」 繋がる快感と満足感を覚えた紅葉は前で達しただけでは満足出来ないのだ。 苦笑しながら紅葉の乱れた髪を手櫛で直してやる凪… 「…だめっ?」 「…夜でいい?」 「今…! お風呂、入ってから…。」 「今かぁ…(苦笑) じゃあ……俺がその気になるように誘ってみて?」 凪からのリクエストに少し戸惑いながらも手を繋いで上目遣いをする紅葉…。 「え、誘…っ? うん…。 …好き…。えっと……しよ?」 「…ちょっと弱いかなー?」 「えっ?! だめ…っ? そっか……。」 シュンとする紅葉が可愛くて俯いた恋人の髪にキスを落とす。 「続き…したい…けど… ダメ…? 今したから夜まで出来ない…?」 「ハッ…?! 健康体24歳男の性欲なめんなよ?」 紅葉に誘われるというかある種の挑発に乗せられる形でそう告げた凪は「こいつ…っ!」と、紅葉の鼻を摘まんで笑いながら恋人を抱き上げてバスルームへ向かった。 一度シャワーでベタベタしたものを流して、紅葉の準備を手伝ってから寝室へ移動する。 夕方から仕事なので加減をしないといけないが、紅葉は待ちきれないのか「早く、早く…っ!」と凪に手を伸ばしている。 廊下が冷えるので、シャワーのあとで部屋着のスエットを着せたのだが、先程とは違いあっという間に脱がせられる。 「やっぱ男の服がいーね。 脱がせやすい。」 「ん…っ? あ…っ! そ、こ…っ!」 狭い中を指で慣らしてもらって、ローションをたっぷりと含ませれば、クチュ…クチュっ…と、明るい部屋に音が響いた。 「どーする? どっちがいい?」 「前から…。…ん…っ。 あ、あーー…っ!!」 「キツ…! ごめん、大丈夫? 1回抜こうか?」 思ったより紅葉の中がキツく、凪は優しく気遣ってそう聞くが… 「や…っ!だめ…。 ん…、おっき、い…っ!」 「…煽んないで?(苦笑) …力抜ける?」 「う、ん…。 あ、でも…っ」 「どーした?…痛い?」 とりあえずローションを足そうとボトルを手にする凪だったが… 「ん…っ、気持ち、いっ。」 無意識に力が入ってしまうらしい。 「あ、気持ちいいのね…(苦笑)」 それなら大丈夫かと腰を進める凪。 「ぁっ! ァーっ、んっ、あ…っ!」 「可愛いー…。」 脚を抱え上げられて真上から挿すように奥を突かれれば、紅葉は声にならない音をあげながら背中を反らせた。 「ァっ、ァ、んァぁっ! 八ァ…ふっ!く、ぁあ…っ! あ、だめっ!も…っい、く!イク…っ! ん、凪く、んっ!」 「くっ…!」 紅葉の締め付けで、凪もゴムの中に精を放つ… 「はぁーっ。 ヤベ…。けっこう激しくヤっちゃった…。 紅葉…大丈夫か?」 中から抜いて、紅葉の脚を下ろしてやる。 「ん…っ。あ…っ!」 「かわい。…抜くのにまで感じた?」 「だって…!(苦笑) ん、起こして? チューしたい…。」 要望通りに抱き合ってキスをしていると、紅葉の腹の虫が鳴いた。 「……腹減ったの?(笑)」 「ごめんなさい…ムード台無し…!(苦笑)」 「いーよ(笑) 俺も腹減った…。何食べよっかー。」 何度かキスをして、凪はホットタオルを用意して紅葉の身体を拭いてやり、再びスエットを身につけると、まだ足腰の覚束ない恋人を支えてキッチンに移動する。 「ご飯…っ!」 「米ね…? あるよ。 ガッツリ、生姜焼きとか食う?」 「食べますっ!」 勢いよく答える紅葉に苦笑しながら、凪は調理を始めた。 紅葉は情事の余韻なのかソファーで少しボーっとしながら、途中からキャベツのスライスとトマトのカットを手伝った。

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