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【ドイツ旅行 (15)】※R18

「なんか緊張しちゃうな…。」 紅葉が荷物を置きながらそんなことを呟くので、凪は「何で今更ー?」と、笑った。 「期待してんの…?」 冗談でそう言いながら横に並ぶと俯きながらも耳まで赤くなる紅葉…。 「おっと…!(笑)マジで?」 「だって…っ! ずっとさっちゃんとアッシュと一緒に寝てたし…!シャワー…一緒にって思った時も…、凪くん…、アビーと遅くまで飲んでたりするし…!」 「あー…。うん、そうだな…。 昼間は2人きりでもスタジオで真面目に練習してたもんねー。 ハネムーンにしては健全過ぎたかな?(苦笑)」 紅葉は緊張しながらも、上目遣いに凪を見上げる…。そっと、彼のシャツの裾を引いて、目を合わせると背伸びをして唇を合わせた。 「嬉しいんだけどね…。 まさかこうなると思わなくて、何も持ってきてないんだよな…。」 「あ…っ!…そっか…っ! お家じゃないんだった…。」 良いムードもお預けで、必需品を求めてガサガサと鞄を漁る。 「あ、ゴムは一個だけある…。 けど…、ローション…ねぇな。 ってか、持ってきた分は使い切ったし…」 「あ! 僕、ベビーオイル持ってきてたんだ! さっちゃんカサカサしやすいから…! …これでもいい?」 紅葉が手渡してくれたのは、普通のベビーオイル。凪は困った顔をした。 「それ…一緒に使ったらダメなの知ってる?」 「えっ?! そうなの?!」 「ゴムが溶ける。 そしたら避妊になんないから…って、まぁ…俺らには関係ないけど。知識として知っておいてね。」 「そっか……。 えっと…… じゃあ…?うーん、と…? 僕、我慢する…っ!」 「…そうなの?」 何を我慢するつもりなのか分からなくて、とりあえず紅葉の動向を見守る凪…。 「うん…っ!」 紅葉は凪の手からベビーオイルを取って鞄に仕舞う。 「紅葉…?」 「ないとキツいかもだけど…僕、大丈夫だから…! せっかく2人きりの夜だよ? …しよ?」 ゴムを持っている凪の手と自分の手を繋いで、恥ずかしそうにそう言ってくれた。 「バカ…っ! 大丈夫なわけあるかっ! お前のこと傷付けるわけいかねーだろっ!」 そう答えると紅葉を抱き締めて、ゆっくりと口付けた…。 「ん…っ!」 「シャワーいこ。」 「うん…っ!」 キスで高ぶった興奮が残るまま、久しぶりに一緒にシャワーを浴びる…。 ボディソープで全身を洗われながら、キスを繋ぎ、ベビーオイルを使い後ろも解していく… 「あ、ん…っ! ぁー…っ!ダメっ!んんっ、ァッ!」 慣らしていく過程を含めた前戯は甘く、久しぶりの行為にあっという間に夢中になる…。 悪戯心で凪が紅葉のモノにも触れるとすぐに爆ぜて、さすがに驚く… 「はや…、ってか濃いな…っ! え…紅葉、抜いてなかったの?」 「ん、だって… 自分でしてもイケないんだもん… あ、でも…気持ちは満たされてたし…」 「そっか…。ごめんね? これから気をつけるね。 今日はいっぱいイっていーよ。」 「ん、あっ! やっ、んーっ!」 凪はベビーオイルと紅葉の白濁を器用に片手で混ぜながら前と後ろを同時に愛撫していく。 長い指を2本に増やして中をゆっくり慣らしつつ紅葉のイイトコを絶妙のタッチで攻めていく…。 紅葉はもう凪の首に掴まって快感に喘ぐだけだった。 「んんっ! ぁ、はっ、ぁあっ! ね、声…っ!大丈夫かな?」 「あ? 知らないけど、多分…? 角部屋だし…大丈夫ってことで。」 「あ、そんな…っ! んっ…ふ、ぁ…ぁっ!」 「指増やすね?」 「アっ!んーっ! あ…ソコっ!ん、やぁっ!」 「気持ちい?」 「ぁ、は、アっ、いい…っ!」 「好き?」 「うん…っ!好きぃ…っ! ぁ、凪くん…っ!…イク…っ!」 「ん、かわい…っ!」 荒い息継ぎを繰り返す紅葉にキスを落として、温かいシャワーをかけた。 軽く水気を拭き取ってバスルームを出ると、立て続けに2度達した紅葉に水分を与えて、自分もミネラルウォーターを煽り、そのままベッドに向かった。 「ん…。 あ、待って…。僕もしたい…っ!」 凪に押し倒されて甘いキスを受け入れていた紅葉はゆっくり起き上がると、自分も触れたいのだと訴えた。 「…いーよ。あ、上に来て?」 「う、え…?」 身体を支えてもらって、凪の上になると反転するように言われて、意図を理解した紅葉が固まる… 「や…っ!無理ぃ…っ! 恥ずかしいよ…っ!」 イヤイヤと首を横に振る紅葉… 「じゃあ… どっちがいいか選んで? 69(シックスナイン)か騎乗位。」 「…どっちも無理…っ! 久々なのにハードル高い…っ。」 「だって…こういう時しかさせてくれないでしょ?」 「…そんなことないもん…っ!」 「いーから、おいで…。」 紅葉の好きな方にしとくから…と続けた凪は上になる姿勢から譲歩して横向きに体位を変えてお互いのモノを愛撫する…。 「んん…っ! あっ!や…ぁっ! 舐めちゃダメっ!」 「紅葉、ちゃんと咥えて?」 「や、ん…っ! む、り…って…っ!ァッ…、やァ…あっ! んー、っ、だめ…っ!」 凪は時々加減してやり、なんとか口淫を続ける紅葉…。 やがて紅葉が夢中になっているのを確認すると、凪はオイルを手繰り寄せて紅葉の後ろに指を挿れていく… 「っ?!…は、ッ…ぁ、あっ!」 良い反応を見せる紅葉の前…特に弱い先端と括れ部分にも器用に舌を這わせれば、凪のモノから口を離して喘ぐ紅葉…。 「や、やっ…! ダメぇ…っ! ぁ、い、く…っ! も、無理だから…っ!」 「ん。いーよ。」 チュっと先端をキツめに吸えば、紅葉は中に埋めた凪の指を締め付けながら達した。 「はぁ…、はぁ…っ! えっ?!凪くん、まさか飲んだのっ?!」 「ん。だって汚せないし? 3回目…!濃度的にはフツーくらいになったね。」 「っ!バカっ!」

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