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【新しいベッド 2】※R18

そして夜… 「んー…っ!」 「やっぱ、いいね。広いベッド…ね?」 約束通り(?)新しいベッドの使い心地を試す凪はご機嫌だ。 「あ、ん…!ァっ…、うん…、イイ…っ!」 「はは…っ。 リネンも新しくしたし、防水シーツ敷いたから安心だな?」 「や…っ、アッ! お喋り…無理…っ! ズルいよ…。ん、ちゃんとして…っ?」 今はきちんと自分をみて欲しいと紅葉は声をあげた。 「ごめん…。 ちょっと浮かれてた。 ちゃんと集中する。…許して?」 涙目の紅葉を見て凪は反省し、おでこをくっつけて謝罪すると優しく唇を合わせた。 「ん…。 好き…。」 「俺も好き。」 紅葉は凪の言葉に微笑むとゆっくりと彼の背中に腕を回した。 「ゆっくりするからキツかったら言って?」 「うん…っ! は、ぁ…っ! 大、丈夫…っ!気持ち、いい…っ!」 終始素直な紅葉に愛おしさを感じながら、凪は紅葉の好きな箇所を的確に狙っていく。 「ここ…?」 「アッ! …っ!! ハ…ッ、ァっ! そこダメっ! んッ! あ…ッ!あ…ッ!」 「かっわい…っ! はぁ…っ! 奥もしていい…?」 凪が恋人の細い足を肩に抱えて更に狭い最奥を突くと髪を振り乱しながら凪の腕に掴まる紅葉。 「ひっ、アッ! あーっ! ダ、メぇっ! あっ! も、いく…っ!イク…っ! イっちゃ…うっ!! あッ、な、ぎく…っ!」 「く…ッ!…中、スゲー…! いーよ。…紅葉、イって? 俺ももうイク…」 「あっ!ん、…ンンーーっ!」 「…っ!ハ…ッ!」 荒い息と汗ばんだ身体を抱き締めながら何度もキスを交わす。 「あ…。中…っ!」 「ん? あー、ごめん。 紅葉の中が気持ち良すぎてつい…。」 「…あったかい…!」 「そういう煽るようなこと言わないの …(苦笑)」 「だって…! あ、やっ!ヤダ…っ!」 「お前ね…。 ちょっと離しなさい…(苦笑)」 繋がりを解こうとすると全力で止められて苦笑する凪… 「やだ…。 このままもう一回しよ?」 「……マジで? いや、えーっと…。 分かった…けど、負担かかるから一回中の出そう?」 「だめ…っ」 頑なな紅葉は繋がったまま、ゆっくりとなんとか身を起こして凪の腰の上に座ったまま首もとに腕を絡めると美しい深碧の瞳に熱を含ませたまま凪と唇を合わせ、舌を絡ませてきた。 キスに夢中になっていくと、軽く膝立ちになり、自然と腰が揺れていく紅葉… 動きは拙いのだが、先ほど中に出された凪の白濁が潤滑剤となってその淫らな行為を手助けしている。 凪は恋人の腰を支えながら再び身体に熱が集まるのを感じていた。 「ちょ…っ! そんなんされたら流石に俺も我慢出来ないよ?」 「うん…。」 「"うん"ってねー(苦笑)」 「イヤだった…?」 不安そうに凪の顔を覗き込む紅葉… 「バカ…っ! イヤな訳ないじゃん…! 恋人がエロ可愛くてサイコーです。 …ってことで…、俺も本気出すからついて来いよ?」 「ん……っ? っ…!」 久しぶりに凪の本気を見せられた紅葉は翌朝全く動かない身体に驚愕し、あまり年上彼氏を挑発しちゃダメだな…と反省した。 2人は新しい広いベッドでも今までと同じようにぴったりとくっついて眠りについた。 End

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