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【平穏な日常と… 2】※R18

それから… 「ふふ…! 凪くんはなんでそんなにカッコいいのかなぁ?」 「……紅葉、お前…酔ってるね?」 お酒を飲みながら2人でまったり過ごしているとやたら上機嫌の紅葉が凪の膝の上に乗ってきた。 「酔ってない、酔ってないよ! ウイスキーが意外に美味しくてちょっと飲み過ぎたかも…!でも酔ってないから!」 紅葉的に“大人のお酒”のイメージであるウイスキーが飲めたことが嬉しくて少し飲み過ぎたようだ。 「それ酔っ払いの常套句だし…(苦笑) っ! あ、こら…。 そんなとこ痕つけたら…!」 首元の目立つ場所にガッツリキスマークをつけられて驚く凪。 「ダメなの? だって僕の…だよね?」 「そーだけど…。 どーすっか…。 酔っ払い効果で可愛さ増し増しだな。 …光輝に見つかるとうるせーから…! ってか……したいの?」 「うん…。 だって素敵な身体がここに…っ!!」 「え、身体目当て?(苦笑) いや、これ…お前絶対途中で寝るでしょー?(苦笑)」 「寝ないよぉー! じゃあ…チュウしよ?」 凪は苦笑しながらそれでも紅葉のキスに応えてくれた。 あっという間に服が脱がされていて、凪の頭を抱えた紅葉は小さな胸の飾りを口に含まれて声をあげていた。 「あ…っ! や、ぁ…ッ! そんなに舐めちゃだめ…!」 「そうなの? 何で?」 「変になっちゃうし… ぁ…、我慢出来なくなっちゃう…!」 脚をもぞもぞさせる紅葉が可愛くて笑いながら下肢に手を伸ばす凪… 「まだ何もしてないけど…すげー濡れてる。 ほら…」 くちゃり…と紅葉の先走りを長い指に絡め取って見せる凪… 紅葉は羞恥でイヤイヤと首を振った。 「凪くんが…! 気持ち良くするからいけないんだよ?」 そして何故か怒られる凪。 「えぇっ?!(苦笑) んー、じゃあ紅葉がリードしてよ?」 「ん…。 いーよっ!!」 お酒の効果か自信満々で答えた紅葉は凪に口付けてから服を脱がしていく。 ソファーに座った凪のベルトを抜き取ると通常時でも質量のある彼の分身をそっと手にした。 優しく愛撫しながら、少し反応を見せると下着から取り出してうっとりと見つめ、床に下がって座り込むと凪の先端に口付ける紅葉。 何度か舐めたりキスを贈り、大きく開けた口に含んだ。 上顎を擦る感覚にしっかりと芯を持つ凪のモノ… 「おいで…。」 凪は早々に切り上げさせて紅葉の身体を引き上げて再び膝の上に乗せた。 「後ろしてあげるからこっち…気持ちイイとこに当てて?」 「ぁん…っ、は…ぁーっ! う、んん」 凪はローションと指で紅葉の後ろを慣らしながら、紅葉と自身のモノを合わせて動くように告げた。 熱い凪のモノに触れて思わず仰け反る紅葉を支えながら紅葉のイイトコロを探る凪… 「あ、や、ぁ…ッ! 全部気持ちイイ…っ! あ、いく…イクッ!」 「だめ…! 今イッたら寝るでしょ? 我慢して。」 「あ、無理…! 熱い…! あ、凪っ! いく…! いきたいよ…っ!」 「我慢出来ない?(苦笑) しょーがないな…。」 「あー!は、あ、あ、んー!」 紅葉を手でイかせた凪は力の抜けた彼の身体を支えた。案の定、紅葉はだいぶ眠そうだ。 「もう寝る? 眠いでしょ?」 「や…っ! 凪くんがまだだよ? それに…中…してくれないとヤダ…!」 「中は…まだキツイよ? 指でイク?」 「だめ…。 ちゃんと…凪のでしてくれないと…あとでうずうずしちゃってツラいんだよ?」 「(苦笑) そういうこと言っちゃう? カワイイ…! もう少し慣らすからあと挿れてごらん?」 「えっ? あ、んっ! は、ぁ…っ、あ…!」 「リードするんでしょ? 俺も手伝うから… ん。 それいーね。」 挿入を躊躇って凪のモノを入口に当てながら前後に動く紅葉。視覚的にも満足度が、高く凪はご機嫌だ。 「や…、は、いんない…!」 「…これでどう? ゆっくりでいーよ?」 凪に手伝ってもらい、少しずつ飲み込んでいく… 「あ、…っ! あぁっ!!」 一歩進んで二歩下がるようなゆっくり過ぎるくらいのペースは焦らされているようで、凪は堪らず紅葉の腰を掴んで引き下げた。 「や、ァーッ! あ、ダメ…っ! 全部は…無理! あぁッ! おっきいから…無理…!」 「煽るな…(苦笑) ほら、全部は挿れてないって。」 紅葉の身体を支え、ディープキスで宥めるとキツイ中を探った。 途中、目を覚ました平九郎が寄ってこようとしたが、凪がアイコンタクトと片手でステイを命じるとそのまままた眠ってくれた。 「あぁ…、…ん、アッ、んんーっ! ん、い…っ!」 「ん。 気持ちイイな?」 凪の問いかけにコクっと頷く紅葉。 お互いを抱き締めながら絶頂を目指す。 「アー…ッ! も、イク…ッ! あッ! あぁっ! イ、くっ! な…ぎっ! ん、ぁ、はやく…ッ!」 「ん、いーよ。 …イこっか。」 「ーッ!」 ほぼ同時に達した2人は呼吸を整えながらもキスを繋いだ。 ドクドク…と体内で脈打つ凪を感じた紅葉は心もいっぱいになり、すぐに目蓋が重くなる…。 抱き締めながら紅葉の規則正しい呼吸を感じた凪はそっと顔を覗く…。 「…やっぱりね(苦笑) …おやすみ、紅葉。 ウイスキーはハイボール以外禁止だからな?」 恋人の寝顔にそう告げると後処理をするために立ち上がる凪だった。 End

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