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【Links秋の遠足 4】※R18

「お疲れ様ー! 結局凪くんがずっと運転してくれたから疲れたでしょー? はい、お布団入って。」 「んー…。」 紅葉に促されてベッドに入る凪… 言葉数も少なく、さすがに疲労の色は隠せない…。 紅葉も心配だったが、今日1日を振り返って少しだけ話そうと思った。 「遠足の後半いろいろ大変だったけど、みんなが助けてくれて有り難かったね。 優しい人たちに出逢えて良かったよー。 ぶどうもご飯も美味しかったし…遠足最高!またゆっくり遊びに行こうね。」 「…そうだな。 でも次行くなら遠足じゃなくて婚前旅行か新婚旅行じゃね?」 「それは…素敵っ!」 凪の提案に紅葉はときめいた。 みんなで出掛けるのも楽しいけど、2人きりもいいねと微笑む紅葉。 「あー、ほんと、今回は皆に感謝。 パンク直してくれたハセくんが偶然俺のファンで時間外なのにソッコー作業してくれてホント助かった…! LIVE来たいっつーからお礼にチケット送らないと。 発見者の子たちも心配だからって戻ってきてくれて、メシの世話までしてくれたし…! みんないい人過ぎる。」 「本当! みんなでご飯食べれて楽しかったね!」 「あぁ…。 あと、紅葉と一緒ならトラブルも乗り越えられるって改めて思ったよ。 …いろいろありがと。」 改めて凪にお礼を言われて驚く紅葉。 慌てて自身もお礼を伝えた。 「こちらこそ…っ! ありがと…。 …えっと…あの…、凪くん? もう寝よ? 疲れたでしょー?」 明日も仕事だよと深くなる彼のキスと身体を伝う手を止める紅葉。 「…疲れてるとヤリたくならない?」 「えっ? あ…、でも…っ! ん…あ、ダメ…だよぉ! …明日、リハまでお仕事終わったら…ね?」 「…明日までお預け…? 何? ご褒美にサービスしてくれるって? へぇー…。 じゃあ待とうかなー?」 「っ!」 凪はなんとかキスだけで切り上げてくれたが、彼の体力を甘くみていたのかと紅葉はハラハラした。 「おやすみ、紅葉。 …あー、明日楽しみー。 仕事山盛りだけど、3時間睡眠だけど、頑張ろ。」 「お、おやすみ…!」 なんだか子どもみたいな凪が可愛くて、紅葉は明日どうしようと戸惑いながらも眠りについた。 そして 翌日の夜… 「あ、ぁ…っ! ん…!ぁ、も、無理…ッ!」 「…今のそれ…、気持ちいいからもう少しやって?」 「あ、うん。がんばる…っ!」 紅葉的に最大のサービスは騎乗位で、不安定な姿勢を凪に支えてもらいながらなんとか動くという拙いものだったが、凪は満足そうだ。 先程のように紅葉が根をあげそうになると、鞭の代わりに甘い言葉で誘導している。 「ぁん、ぁぁ…っ! ん、ん…! …こう?」 「ん。上手。 可愛いし、気持ちいいし、最高だね。」 「んーっ、あ…ッ」 「紅葉…、こっち膝ついて、体重かけて軸にして動いてごらん?」 「あ、や…っ! だめっ!」 「ん。これキツイ? でも良さそうだよね? じゃあ…俺が動くから…」 凪の腕に掴まりながら下からの容赦ない突き上げに短く喘ぐ紅葉。 「あ、あっ、あッ!」 あと少しで昇りつめそうというところでストップした凪はキスを繋ぎ、紅葉に囁く。 「ラスト、紅葉が動いてイかせて?」 「え…っ? 今みたいな…感じ?」 「そう…。 出来る? 支えてるから。」 「ん……! する…っ!」 頑張ってくれるらしい紅葉に口元が綻ぶ凪…。 「あ、や、や…っ、 あ…ッ、は…ッ、…ん、んっ あ…イク…! い、くっ! あ、なぎ…ッ!」 「…いーよ。 俺もイク。 紅葉…ッ!」 「ーッ!」 最後は凪も動き2人で絶頂を迎えた。 「足が…! ぷるぷるする…っ!」 やっと息が整い、紅葉は震える足を見てそう告げた。 「はは…っ! じゃあ次は寝てていーよ。」 「え…? つ、次?」 「ん? そう。次ー。 あ、ちょっとジェル足すね?」 凪はジェルを紅葉の後口に優しく追加してくれた。そう、優しいけど…達したばかりの紅葉には少々刺激が強すぎる。 「んんッ!」 「…中柔らかいからこのまま挿れていい?」 せめてもう少し休憩を…と考えていた紅葉を待たずに2回戦を始めようとする凪…。 「え…? あ…っ! …あ、もう…? や…ぁん! あ、待って…! 奥…あ、…ん、や…っ! は、ぁ…!」 「あー、…うん。最高…。」 とてもほぼ徹夜明けで仕事をし、4時間以上のLIVEリハーサルをこなした後とは思えない。 やっぱり凪の体力…(と精力)はスゴすぎると紅葉は驚いた。 「紅葉ー、キス…」 「ん…。好き…。」 「俺も好きだよ。」 心ゆくまで2人は溶け合ったのだった。 End

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